私が家でできる仕事を選んだ理由の一つが、義母の介護をしていたからです。
その前は、子育てをしながら家でできる仕事を探していましたね。
やはり、主婦で家を離れられない状況って結構あるんですよ。
それでも、子どもが小さくても、バリバリ外で働いて保育園の送り迎えを頑張ってされている方もいらっしゃいますけど、今は預けるところも限られていますから。
私の場合は、中途半端な田舎に住んでいたので、周りは二世帯で住んでいるお宅が多く、親に子どもをみてもらいながら働くケースが多かったんです。
だからか、保育園も極端に少なくて・・・
ということで、自宅で英語を教える仕事を選びました。
それはそれでやり甲斐があったのですが、家でできるとは言え、結構時間は縛られますから、もっと自分の時間配分でできる仕事がしたかったんですよね。
そうこうしているうちに、一緒に暮らしていた義母が骨折して、そのまま車いす生活に。
当然身の回りのこととかも出来なくなり、軽い痴呆も入ってしまったので、介護生活が始まりました。
子どもが小さかったので、最初は家事と介護で手一杯でしたけど、やっぱり何かして働きたいんですよ。
経済的なこともあるけど、やはりアイデンティティが埋もれてしまう不安というか、社会との繋がりを持ち続けたいんですよね。
そこで見つけたのが、在宅ライターという仕事だったんです。
まあ、その合間にせどりをしたり、アフィリエイトは現在も続いていますが。
基本は、Webライターということ。
これは、文章を書くということで仕事が完結する、というのが一番のメリットです。
もともと、翻訳の仕事をしていたこともあり、文章を書くのは慣れていましたから。
それに、パソコンで文字を入力することも、昔からしていたので、自分でいうのもなんですが、入力は早いほうだし。
とは言え、仕事として始めたら、いろいろと悩むことも多いわけです。
一番悩むのは、「どうやって書いたら、読みやすく、自分の言いたいことが伝えられるか?」また、「読んでいて飽きない文章は?」とかね。
クライアントさんから仕事を受ける場合は、そちらの要望を受け入れながらも、自分らしい文章を書かなくてはなりません。
それでも、割とのんびりしていて、一度にいくつものことができる程器用じゃないのに、介護や育児をしながらでも、長く仕事が続けられたのは、自分に合っているからなのかな?
確かに、育児や介護をしながら仕事をする、というのはたやすいことではありません。
だけど、外で働くことを思えば、「私って恵まれてるな」と思うことが多いんですよ。
これから始めようと思っている方、こんな私でもできるのですから、大丈夫。
それに、在宅でできる仕事も増えてきましたから、報酬が少ないところから始めるつもりでいれば、何かしらの仕事は見つかるものです。
特に、PTAで広報などに携わっていた方にとっては、「文章を書く」ということ自体慣れている場合も。
私も広報だったのですが、冊子のようなものでも、ひとつの読み物にしていくのって、とても大変なことなんです。
生徒にアンケートを取ったり、先生に個別で話を聞いたり、と。
結構大変だったけど、子どもたちの知らない一面が知れたりして、楽しい部分もありました。
そんな経験も役に立つのが、Webライターなどの仕事なんですよね。
まずは記事を書いて見るところから、始めてみてはいかがでしょう?
追記:世間がコロナ一色の今、自宅にこもっている間、結構手作り作品を作っている方が多いですね。
そして、自信作ができたらメルカリに出品するというのが、趣味と実益を兼ねた方法ではないか?と思います。
未だに、可愛い生地やオシャレな生地で作ったマスクは、出せばすぐに売れている状態です。
これからの季節だと、暑くなるので「夏用の蒸れないマスク」が売れていますね。
ただ、マスクは結構いろいろな企業が参入しているので(洋服の青山とかも)、個人が作ったマスクが売れるのも今のうちだけかもしれません。
また、疫病を鎮める神と言われているアマビエや、山梨博物館のTwitterから話題になった、疫病退治に役立ったと言われるヨゲンノトリなどをモチーフにした、あみぐるみなどの作品も、飛ぶように売れているみたいです。
みんな、早く終息してもらいたい願いはひとつですよね。
趣味で作ったものが、人の役に立つなんて、素敵なことではないでしょうか?