情報源: 夏がもっと楽しくなる!夏のおすすめ絵本9選(年少~年長編)|cozre[コズレ]子育てマガジン
おおっ、さすがに、私も好きな絵本がズラズラっと。
特に、井上清代さんの「トマトさん」は、表紙のインパクトもさることながら、お話もユニークです。
トマトって、結構嫌いな子も多いけど、この絵本で親近感を持ってもらえそう。
長谷川摂子さんの「めっきらもっきらどおんどん」も、「こどものとも」でも有名ですが、ちょっと怖くて、だけど子供の好奇心をくすぐる絵やストーリーに、親も子も引き込まれるでしょう。
林明子さんの「はじめてのキャンプ」は、文字通り、息子たちを初めてキャンプに連れて行った時に買った絵本。
絵本と言うより、児童書のような見た目ですが、とても読みやすく、初めてキャンプに参加できることになった女の子の心情が、とても丁寧に描かれています。
今年は、コロナの影響で、なかなかキャンプにも行けないお子さんが多いけど、外では、家の中で学べないことがたくさんあって、子供の成長にはかけがいの無い経験ができますね。
ここで選ばれている絵本は、私もおすすめしたいものばかりです。
あえて付け加えるなら、
○ピーター・スピア作「なつのそら」
絵のない絵本です。
なつのそらに現れる雲を見て、子どもたちが、あれこれ想像力をフルに回転させる情景が、とても贅沢な時間に思えます。
絵を眺めているだけで、なんとなくシアワセな気持ちになれますよ。
ピーター・スピアは、他にもたくさんの素敵な絵本がありますが、梅雨の時期におすすめなのがこちら
ピーター・スピア「雨、あめ」
○和歌山静子作・絵「ひまわり」
色使いとタッチが大胆で、それでいて繊細。
ひまわりが、太陽に向かってどんどんどんどん伸びていく様子が、とても力強く描かれています。
ひまわりって、平和の象徴のような気もするので、今特に親子で読んでほしい絵本です。
○スズキコージ作「?あつさのせい?」
とっても不思議で、それでいて生命力あふれる絵は、読む人の目を捕らえて離しません。
動物たちが、奇想天外な形で現れるのですが、みんなうっかりし過ぎてまるで人間のよう。
ぐるぐる回っていくストーリーも、一見ナンセンスな会話も、心地よいリズム感が感じられて、読み終わった後も爽やかな気分になれますよ。