在宅ライターとして登録している会社から、「塾の採点ができる方募集」という案件が出ていました。
「どなたでも応募可ですが、できれば塾講師や学校の教師経験者の方」となっていたので、応募しませんでしたが、こういった仕事も常に需要があるものですよね。
「採点の仕事」と言えば、ベネッセの「赤ペン先生」が有名ですが、この仕事はかなり人気があって、なかなか採用されないみたいです。
募集の時期も限られているようですから、運良く採用の時期に当たれば応募できるのでは?くらいの狭き門なのです。
確かに、多少教育関係に携わっていた方で、ご自身もお子様をお持ちの主婦の方にとっては、「今までのキャリアが生かせる在宅ワーク」ということになりますよね。
私も、自分の子どもに「子どもチャレンジ」とかさせていましたから、「こんなに丁寧に書いてくれるんだー」と感激したのを覚えています。
子どもも「こんなに褒められちゃった」とまんざらでもなかったので、もしかしたら「赤ペン先生の存在」が一番重要なのかも、と思ったり。
在宅ワークというと、「単調な内職」というイメージが強いですが、この「塾の採点」以外にも、結構社会に貢献しているな、と言う仕事もあるんですよね。
以前「英検2級以上取得している方」という条件で、高校生向け通信教育教材の点数付けの仕事があり、応募したことがあります。
在宅での仕事ではなかったのですが、勤務時間が短くて、育児中でもできるかもと思ったからです。
そしたら、テストが思った以上に難しくて、おまけにヒヤリングとスピーキングの二次試験までありました。
事前に試験内容は知らされていたのですが、ここまで難しいとは思っていなかったので、悪戦苦闘しましたよ。
正直、英検を受験した時の方が余裕があったような気がします。
まあ、英検の時は、充分な試験勉強する時間が取れたし、何しろ学生の時だったから、バリバリの現役ですものね。
ブランクの怖さも思い知らされました。
結局、試験には落ちましたが、貴重な経験をしたな、と思います。
当時は、まだ幼い息子二人の育児中だったので、試験日には、夫に仕事を休んでもらって子どもたちを見てくれていたので、なんだか申し訳なかった気がしましたけど。
それでも、思い切って試験を受けに行って良かった、という気持ちもありました。
何事も、一歩動き出さないと、始まりませんから。
とにかく、世の中の仕事はどれをとっても「無駄なこと」はないのです。
私が毎日書いているライティングの仕事だって、いろいろと問題意識を持って書いたりすることもありますからね。
まあ、あまり「自分の意見」を全面に出してはいけない、と言う面もあるのが歯がゆいところではありますが。
とにかく、一歩踏み出せば、結構いろいろな仕事も見えてきますので、まずは何か始めてみることをお勧めします。