Webライターの仕事の「ぼやき」としても以前書いたことがあるのですが、仕事内容としては、「あるキーワードやテーマに基づいた記事を書く」というのがほとんどです。
ただ、この「キーワード」の扱いがどのような目的で記事を使用するのかによって、かなり違ってきます。
クライアントさんによっては、「ひとつの文章にだいたい2,3回入れてくれればいいです」ということもあるのですが、大抵は、細かく決められています。
例えば、要約文には1,2個、本文には3~5個など。
場合によっては、「キーワード出現率が5%以上」とか指定される場合も。
要するに、「文章全体の中のキーワードが使われている割合」をパーセントで表わすということです。
この「キーワード出現率」については、無料で測定するサイトなどもありますから、ワンクリックで測定できるのですが、500字くらいの文章の中にいかに自然にキーワードを入れていくか、と言うのが非常に難しいのです。
アフィリエイトをされている方はおわかりだと思いますが、この「文章中のキーワード」は少な過ぎても多過ぎてもダメなので、「入れれば良い」ということではないんですね。
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私の場合は、一度普通に文章を作ってみます。
そして、後からキーワードをはめ込む形にすることが多いですね。
ただ、どうしても不自然になってしまいがちなので、最初に文章を書く時にもキーワードは常に意識するようにしています。
「自然な文章の中に」というのが本当に難しいんですけどね。
その上、中には、納品した後に「出現率を○%に変えてください」なんていう依頼が来たり・・・
そんな時に、冒頭の「ぼやき」が出るわけですが・・・
ただ、この「キーワードを入れつつも自然な文章の流れを保つ」というワザを習得すれば、自分のアフィリエイトサイトの文章を作る時にもとても役に立ちますよ。
まあ、「書き直し」はしたくないというのが本音ですが、仕方がありません。
だんだん慣れてくると、自然な形で入れていくということが、すんなりとできるようになるのですが、最初は難しいですね。
あと、たまにあるのが、「なるべく500字ぴったりにしてください。」というもの。
1字や2字の増減はOKと言われるのですが、そこはプロの意地で、なんとかぴったりにしようと努力するわけです。
漢字をかなにしたり、言い回しを変えたりして、最終的にぴったり500文字になった時には、ある種の達成感がありますね。
テーマについても、最初は「苦手な分野かも」と思ったことが、いろいろ資料を読んだりネットで調べたりしているうちに、興味を持つようになり、結構深いところまで掘り下げた文章が書けた時には、満足感でいっぱいになります。
もしかしたら、こんなささいな喜びを得るために仕事をしているのかもしれません。