横浜流星主演!新たな大河ドラマ「べらぼう」ついにスタート
1月5日、横浜流星さんが主演を務める大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」がついに放送開始となりました。この作品は江戸時代の出版業界を舞台にした壮大な物語で、毎週日曜の夜8時、NHK総合で放送されます。初回では、主人公・蔦屋重三郎(横浜流星さん)が謎めいた少年・唐丸との運命的な出会いを果たす姿が描かれ、視聴者を物語の世界へと引き込みました。
江戸の出版王・蔦屋重三郎の波乱の人生を描く
「べらぼう」は、大河ドラマとしては64作目となる注目のシリーズです。主人公の蔦屋重三郎は、貸本屋から身を立て、やがて江戸の出版業界を牽引する「メディア王」と呼ばれるまでに成長した実在の人物。その波乱に満ちた人生がドラマで鮮やかに描かれます。脚本は、「おんな城主 直虎」や「大奥」シリーズで知られる森下佳子さんが担当し、語りは綾瀬はるかさんが務めるという豪華な制作陣も話題を呼んでいます。
初回では、明和9年に江戸を襲った「明和の大火」が背景となり、蔦重が幼なじみの花の井(小芝風花さん)を助ける場面から物語がスタート。この中で、記憶を失った謎の少年・唐丸と出会うシーンが描かれました。この出会いが、蔦重の人生にどのような影響を及ぼすのか、物語の今後に期待が高まります。
話題の子役・渡邉斗翔が唐丸役で登場
謎多き少年・唐丸を演じるのは、実力派子役として注目を集める渡邉斗翔(わたなべ・とわ)さん、12歳。昨年の大河ドラマ「光る君へ」では、藤原道長(柄本佑さん)の子供役として印象的な演技を見せました。特に、帝(塩野瑛久さん)の前で舞を披露するシーンは多くの視聴者の心を掴みました。
また、渡邉さんは昨年のドラマ「放課後カルテ」で心を閉ざした不登校児を演じ、繊細な演技で話題となりました。他にも、ドラマ「厨房のありす」や「新・信長公記~クラスメイトは戦国武将~」、映画『法廷遊戯』など数々の作品で重要な役どころを担ってきました。今回の唐丸役でも、彼の演技力が存分に発揮されることが期待されています。
脚本家が語る主人公と唐丸の関係性
脚本を手掛ける森下佳子さんは、昨年12月の取材会で蔦重と唐丸の関係について興味深いコメントを残しています。「蔦重自身もかつて親に捨てられ、行き場を失った過去を持っています。そんな彼が、同じように行き場を失った唐丸を引き取ることで生まれる絆が、この物語の核となります」と語りました。
さらに、唐丸のキャラクターについて「愛らしい一面もありながら、その背後には何か得体の知れないものが潜んでいるように感じます」とも発言。彼の言葉から、唐丸を巡る謎が今後のストーリーにおいて重要な鍵を握ることが伺えます。
蔦重と唐丸の関係がどう深まるか、が今後の見どころ
ドラマの公式SNSでは、横浜流星さんと渡邉斗翔さんが笑顔で写るオフショットが公開され、その仲の良さがファンの間で話題になっています。劇中での二人の関係がどのように深まっていくのか、注目が集まります。
「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」は、江戸時代の文化や出版業界というユニークな舞台設定の中で、個性豊かなキャラクターたちが織りなす人間ドラマが見どころです。初回から視聴者を惹きつける展開で、これからの物語の行方にますます期待が膨らみます。