英語絵本は、見ているだけでも満足できるのですが、できれば自分なりに訳してみたいと思いますよね。
英語が得意なお母さんじゃなくても、「学生時代は苦手だった」という方も、英語絵本なら、お子さんと一緒に楽しみながら、翻訳に挑戦するのも楽しいかも!
それが、仕事に繋がれば、言う事無しですよね。
そんな絵本翻訳の仕事に出会った主婦ライターさんの話です。
こんにちは!
現在2児のママをしながら、在宅で小さな翻訳のお仕事をしている主婦ライターです。
今回は、私が子どもとの日常の中で見つけた「英語絵本の翻訳」にまつわるあれこれ、そして自宅でできるちょっとしたお仕事にもつながるかもという話をしていきたいと思います。
「英語は苦手…」「絵本を翻訳なんて無理!」と思っていた私でも、少しずつコツをつかめて、今では子どもも英語が大好きになりました。
そんな体験をベースに、英語絵本翻訳の楽しさと、役立つコツをたっぷりご紹介します!
なぜ「英語絵本の翻訳」にハマったのか?
うちの子が3歳くらいのとき、図書館でたまたま英語の絵本を手に取りました。
カラフルでかわいらしいイラスト、シンプルな英語…。
「これなら読めるかも?」と思ったのが最初のきっかけです。
でも、実際に家で読み聞かせしようとすると、“Look!” や “Come on!” など、辞書で調べても意味がピンとこない表現がちらほら。
直訳してしまうと、どうしても日本語として不自然になってしまいます。
そんなときに気づいたんです。
英語絵本の翻訳って、正しく訳すことより「子どもに伝わる日本語」にすることが大事なんだ!って。
英語絵本翻訳の基本的なコツ5つ
英語絵本を読み聞かせるとき、「正確に訳す」ことにとらわれると、逆に伝わらないことも。
子どもにとって心地よく、イメージが広がるような訳し方をするのがポイントです。
ここでは、実際に私がやっているコツを5つご紹介します。
1. 単語より「全体のニュアンス」を重視する
たとえば、”Come on!” を「さあ、行こう!」と訳すよりも、「こっちおいで〜!」とか「早く早く!」など、その場面に合った自然な日本語にする方が、子どもも反応してくれます。
2. 子どもに話しかける口調に変える
原文が「Did you see that?」なら、「見た?すごかったね!」など、会話風に訳すことで、ぐっと親しみやすくなります。
3. 韻やリズム感は「雰囲気重視」でOK
英語絵本はリズムや語感を大事にしているものが多いですが、それを無理に訳そうとすると苦しくなることも。
そんなときは、意味が近くて読みやすい表現を優先しても大丈夫です。
4. 無理に全部訳さない
イラストで理解できる内容や、繰り返しのフレーズなどは、あえて訳さずに雰囲気で読んであげるのも手です。
「これはどういう意味だろう?」と、子どもと一緒に考える時間も大切です。
5. わからない単語は「置き換え」でも大丈夫
わからない単語にこだわりすぎず、「たぶんこんな感じかな?」で置き換えるのもアリ。
翻訳というより、“意訳して楽しむ”気持ちが大切です。
翻訳の経験が「在宅ワーク」に活きた話
実はこの絵本翻訳の経験が、思わぬ形で仕事につながりました。
あるとき、クラウドワークスで「簡単な英語翻訳できる方」という案件を見つけ、
「もしかして、私にもできるかも…?」と挑戦してみたんです。
応募の際に「日々、子どもに英語絵本を翻訳して読み聞かせしています」と書いたところ、
「それならぜひ!」と、実績ゼロでも受け入れてもらえました。
最初はほんの数百円の簡単な仕事から始めましたが、そこから少しずつ案件が増え、
今では月に数千円〜1万円くらいにはなっています。
大きな収入ではないけれど、子育ての合間にできて、自信にもつながる在宅ワークです。
どんな英語絵本がおすすめ?
初心者さんにおすすめなのは、以下のような絵本です:
- 『Brown Bear, Brown Bear, What Do You See?』
→ 繰り返しの多いパターンで訳しやすい! - 『Goodnight Moon』
→ やさしい単語と落ち着いた内容で、寝かしつけにも◎ - 『Dear Zoo』
→ 単語が少なく、ページごとの展開が明快で訳しやすいです。
また、最近はYouTubeで読み聞かせ動画を見ながら一緒に読むのもおすすめ。
ネイティブの読み方を参考にしながら、オリジナルの訳を考えるのも楽しいですよ♪
よくある疑問Q&A
Q. 英語が苦手でも翻訳できますか?
→ はい、できます!
子ども向けの絵本は単語も文法もシンプル。辞書や翻訳アプリを使いながら、少しずつ慣れていけば大丈夫です。
Q. 翻訳って正解があるんですか?
→ 基本的に「子どもに伝わればOK!」です。
意訳して楽しく読めるなら、自由な表現で問題なし。ただ、仕事でやる場合は指示に従いましょう。
Q. どこで仕事を探せばいいですか?
→ クラウドワークスやココナラなど、スキル販売・在宅ワーク系のサイトがオススメです。
最初は「主婦・英語・絵本」などをプロフィールに書くと親しみやすくなります。
まとめ|英語絵本翻訳は「楽しむこと」が一番のコツ
英語絵本の翻訳は、難しいスキルが必要と思われがちですが、子どもと向き合う中で自然に身につけられる、やさしい英語との触れ合いです。
正確に訳そうと気負わず、「どうやったら伝わるかな?」と考える時間こそが、子どもの想像力や言葉のセンスを育ててくれます。
そしてその経験は、ママ自身のスキルにもなり、ちょっとしたお仕事にもつながる可能性があります。
毎日の絵本タイムをもっと楽しく、もっと自由にしてみませんか?
あなたの“ママ翻訳”が、きっと子どもの世界を広げてくれますよ♪