今日5月16日は「旅の日」で、「奥の細道」で有名な松尾芭蕉が、旅の最初の一歩を踏み出した日だそうです。
ゴールデンウィークで旅行に行かれた方も多いと思いますが、旅行好きならば、行った先の出来事やホテル、観光地の様子など体験記を書くのも、人の役に立つ記事になりますね。
在宅ライターの仕事で、たまに「好きなテーマで記事を書いてください」ということがあります。
「好きなテーマ」で書いて良いのですから、すぐにでも書けそうなのですが・・・
これが意外と決まらないのです。
まあ、何て言いましょうか。
小学校の作文の時間に「何でもいいから、自分の好きなことについて書きなさい」と言われた時の心境に似ていますね。
「好きなことだー。わーい!」と思いながら、結局は原稿用紙とにらめっこしているだけで、授業時間が終わってしまった、なんていう経験はありませんか?
そうなんですよ。 「何でもいい」と言われると、結構困るものなんですよね。
だけど、在宅ライターとしての「仕事」ですから、「書けません」とは言えないです。
じゃあ、何について書くか?
その仕事が、もともと「美容関係の記事を多く出してくれた」とか「英語関連の記事を多く書いてきた」というような実績があるのなら、そういったテーマに関連した記事を書いた方が良いと思います。
ただ、私の場合、本当にテーマは「お任せ」でなるべく多くの来訪者に来てもらいたい、なんていう場合は、やはり「旬のテーマ」を選ぶようにしています。
春前なら「一人暮らしに便利な商品」とか「引越し情報」、「入園・入学グッズの紹介」などなど・・・
夏休み前の今なら、「プール」「花火大会」「旅行穴場」「今からでも予約OKの宿」「夏休みの宿題に役立つ情報」とか。
ちょっと考えただけでも出てきますよね。
意外とおすすめなのが「地元のイベント情報」で、実際に行った体験談ならなお良いです。
ライバルも少なくなりますから、来訪者も結構集まるんですよ。
これ、アフィリエイトの記事にも使えます。
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ということは? ライティング記事を書く時に調べたことは、自分のアフィリエイトサイト作りにも使える、ということ。
もちろん、タイトルや記事内容は全く別のものにする必要はありますが・・・
だけど、調べたことは使えますから、一から調べ直すよりもずっと効率的ですよね。
ライター兼アフィリエイターとしては、こういったことまで一応考えて仕事をしています。
要は、「自分が知りたいことや興味のあること」から考える、ということです。
極端に特殊な趣味があるとか、他の人とは全く違う考え方をするなんていう方でなければ、たいてい「自分が知りたいこと」は「皆が知りたいこと」でもあるんです。
あっ、マニアックな知識は、もちろん、そのままで需要はありますよ。
ちょっとネットで調べて、自分と同じようなことで悩んでいる人に教えてあげる、というつもりで書けば、結構スラスラ書けるのではないでしょうか。
「何を書く?」にこだわりすぎていると、なかなか筆も進まないもの。
松尾芭蕉のように、「とにかく、最初の一歩を踏み出してみる」という気持ちが、大切なんだと思いますよ。