「義母と娘のブルース」略して「ぎぼむす」、観てましたよ。
あのMISIAの主題歌「アイノカタチ」も、ものすごく好きで、ドラマの中でも、ちょうど感情が高まった時に流れるので、もう涙が止まらなくなったり。
綾瀬はるかさん演じるキャリアウーマンの亜希子は、ちょっと「家政婦のミタ」を思わせるような、自分の感情を押し殺したキャラで、一見近寄りがたいイメージでしたよね。
それが、回を追うごとに、実は愛情あふれる女性で、愛情表現が下手なだけなんだ、ということがわかります。
竹野内豊さん演じる夫の宮本良一が突然亡くなった後、いわゆる「なさぬ仲」の親子に立ちはだかる困難。
お互いに不器用だからこそ、感情の行き違いや誤解が生まれるんだけど、根っこには「相手を思いやる気持ち」があるからわかり合えるんですよね。
キャリアウーマンとしてのキャリアを、チャラ男麦田(佐藤健が好演)が経営するパン屋を立て直すためにフル活用する場面は、本当に一生懸命で、「仕事の厳しさ」を教えてくれるような気がしました。
麦田とは、結局、共同経営者としてはわかり合っても、異性としては最後まで噛み合わないまま終わってしまいましたけど。
麦田役の佐藤健さんといえば、同時期に、NHK朝ドラ「半分青い」にも、律役で出演されていましたよね。
こちらは、クールで頭が良いけれど、ちょっとメンタルは弱めの男性役だったので、正反対とも言える役でした。
ただ、両方見てたけど、正反対の役だったから、それぞれの役どころが強調されて、よりキャラクター的にもわかりやすくなったのでは?と思うんですよ。
佐藤健さんの演技力もさることながら、それぞれにキャスティングした方も「見る目があるなー」という感じ。
また、娘のみゆき役の上白石萌歌さんも良かったですよね。
天然だけど、周囲に対する気遣いは人一倍で、そのために自分も傷ついてしまうほど。
勉強があまり得意じゃないのに、お母さんのために有名大学に合格するために頑張る姿は、涙モノでした。
幼馴染で、何かに付けてみゆきのことを応援してくれる、大樹(井之脇海さん)も、ほんと、心も顔も「イケメン」だなー、と。
だから、お正月にスペシャル版が観られるなんて、嬉しいですよ。
1年後に二人がどうなっているのか?
亜希子が突然クビになる、なんていう話もあるそうだし、亡くなったはずの夫(竹野内豊さん)も登場するみたいだから、もう目が離せないでしょ。
来年のお正月は、実家に返って観るかな?
情報源: 「ぎぼむす」正月スペシャルで帰ってくる 綾瀬はるから主要キャストそのまま(デイリースポーツ) – Yahoo!ニュース