子どもがいる家庭の皆さんへ この事故を他人事にしないために
昨夜、ニュースを見て心がぎゅっと締めつけられました。
“福岡市博多区のホテル前で、名古屋市の4歳男児が倒れているのを父親が発見し、病院に搬送されたが死亡が確認された。父親は子供を寝かしつけて買い物に出た際に子供がいなくなったと話しており、事故の可能性が高いと見られている。NPO法人「セーフ・キッズ・ジャパン」の理事長は、小さな子供が高所から転落する事故が頻繁に起きていると指摘し、窓付近に足場を置かないよう警告している。”(yahoo newsより引用)
4歳の男の子が、旅行先のホテルの窓から転落してしまったという事故。
助かってほしいと祈りましたが、残念ながら亡くなってしまったそうです。
他人事じゃない。
私たち、小さな子を育てる親にとっては本当に胸が痛むニュースです。
「ちょっとだけだから…」の油断が命取りに
今回の事故では、お父さんが「子どもを寝かしつけて買い物に出た」とのこと。
でもその間に、目を覚ました男の子はおそらくパニックになり、お父さんを探そうと動き回ったんだと思います。
結果的に、窓から落ちてしまった…。
この話を聞いて、正直「うちもあり得るかも」とゾッとしました。
子どもが寝たあと、「ちょっとコンビニに行くだけ」とか「ゴミを捨てに行くだけ」とか、つい気が緩むこと、ありますよね?
でも、小さい子どもは 寝たと思っても、急に起きることがあるんです。
しかも、目覚めたときに親がいなかったら、不安になって探し回るのは当たり前。
「窓なんて開けられないでしょ?」って思うかもしれないけど、
実際には、 足場さえあれば、子どもは驚くほど簡単に登ってしまうんです。
極めつけは、暑い夜に、長男が窓の「出窓カウンター部分」に寝ていたこと。
そこは割合広く、暑い夜には冷たくて気持ちよかったのでしょうが、小さい子供ならなんとか寝られるスペースだったんですよね。
そんなことをするとは思っていなかったので、見つけた時には唖然としてしまいました。
子供部屋は二階だったので、窓が開いていたら。。。と思うと生きた心地がしませんでした。
すぐにベッドに連れて行ったけど、その後は、しばらく一人では寝かせませんでしたね。
今日からできる「転落事故」を防ぐポイント
このニュースをきっかけに、我が家でも 改めて室内の安全チェックをしました。
同じように、小さな子どもがいるご家庭ではぜひ以下の点を確認してみてください。
●窓の近くに登れるものを置かない
ベッド、ソファ、棚、イス これらが窓のそばにあると、それが「はしご」になってしまいます。
●窓には必ず補助ロックを
普通の鍵だけじゃなく、 子どもの手の届かない高さに補助鍵をつけると安心。
●「短時間だから」と思わず、子どもを一人にしない
ほんの数分でも、何が起こるかわかりません。
眠っていると思っても、 一人にするのは絶対に避ける。
この事故を、無駄にしないために
この悲しいニュース、決して「他人の家庭の話」じゃない。
私たち親にとって、 「明日は我が身」なんです。
「うちは大丈夫」と思わず、今日できる対策を。
子どもを守れるのは、親だけだから。
どうか、同じような事故が二度と起こりませんように。
そして、この小さな男の子が安らかに眠れますように。