まさかの発表!「スーパー戦隊」終了のニュースが走った日
2025年10月、突然のニュースが飛び込んできました。テレビ朝日の「スーパー戦隊」シリーズが、現在放送中の作品をもってついに終了するとのことです。
1975年の『秘密戦隊ゴレンジャー』から続いてきたこのシリーズ。なんと約50年の歴史があるんです。
かくいう私も、『秘密戦隊ゴレンジャー』から見ていまして、子どもたちも、そのまま受け継ぐように、「ターボレンジャー」とか「ファイブマン」、「ジュウレンジャー」などなど、夢中になってみてましたね。
私と同じように、子ども時代から毎週楽しみにしていたという人も多く、「えっ、本当に!?」「戦隊が終わるなんて信じられない」とSNSでは驚きと悲しみの声があふれました。
テレビ朝日の関係者によると、この決定は数年前から検討されていたそうです。
視聴率の低下や制作費の高騰など、時代の変化に対応しきれない部分もあったようで、まさに“苦渋の決断”だったといいます。
ヒーローと共に歩んだ半世紀!子どもたちの思い出がぎっしり
「スーパー戦隊」といえば、日本の特撮文化を支えてきた大きな柱です。
『デンジマン』『サンバルカン』『ジュウレンジャー』『デカレンジャー』…
タイトルを聞くだけで懐かしく感じる人も多いはず。
戦隊シリーズは、ただの子ども番組ではありません。
若手俳優の登竜門としても有名で、松坂桃李さん、千葉雄大さん、志尊淳さんなど、今や第一線で活躍する俳優たちもこのシリーズから飛び立ちました。
半世紀にわたり、時代ごとに形を変えながら、ずっと“子どもたちのヒーロー”であり続けた存在。それが終わるというのは、本当に時代の節目を感じますね。

テレビ朝日が下した決断…その裏にあったリアルな事情
今回の終了には、やはりテレビ業界全体の変化が大きく影響しているようです。
YouTubeや配信サービスの台頭で、子どもたちの視聴スタイルが完全に変わりました。
日曜の朝にテレビを観る子が減り、戦隊シリーズの視聴率も10年前の半分以下に。
それに加えて、スーツや撮影、CGなどのコストも年々上がっています。
ある制作スタッフは「1話分の制作費が昔の3倍」と話していたとか。
スポンサーの中心だったおもちゃメーカーも、今はアプリ連動型など新しい販売モデルに注力しており、番組の構造自体を見直す時期に来ていたのかもしれません。
制作現場の本音:「もう限界だった」という声も
戦隊シリーズは毎年新作を生み出す“連続制作システム”。
キャスト選びから撮影、放送、次回作の準備まで、ほとんど休みなく進むハードスケジュールです。
あるスタッフは「本当に1年中走りっぱなしだった。
戦士たちと同じように“戦ってた”」と笑いながら語ったそうです。
ただ、そんな中でも「ここで一度終わらせることで、戦隊ブランドの誇りを守れる」と前向きに捉える声もあったとのこと。“終わる勇気”を選んだというわけですね。

ファン&歴代キャストも感謝の声を投稿!
ニュースが出ると、歴代ヒーローたちも次々にコメントを発表しました。
松坂桃李さんは「戦隊は僕の原点。あの現場がなければ今の自分はいません」と投稿。
志尊淳さんも「戦隊は家族のような現場。
ヒーローは形を変えて、これからも生き続けます」と語りました。
SNSには「子どもの頃の夢をありがとう」「戦隊に育ててもらった気がする」など、温かいコメントが続々と寄せられています。
もはや“日本の文化”として、世代を超えて愛されたシリーズだったことがわかりますね。
そして未来へ…新しいヒーロー像が生まれるとき
シリーズが終わっても、“ヒーローの魂”が消えるわけではありません。
テレビ朝日はすでに、新たなプロジェクトとして「デジタル戦隊(仮)」を企画中という話もあります。
AIやモーションキャプチャーを使った、全く新しいタイプのヒーロー作品になるかもしれません。
つまり、戦隊ヒーローは形を変えて進化していくということ。
50年分のありがとうを胸に、次の時代へとバトンが渡されようとしています。
「スーパー戦隊」は終わります。
でも、ヒーローの物語は終わりません。
これからも、きっとどこかで“新しい正義の味方”が生まれるはずです。
あなたにとっての“戦隊の思い出”は、どの作品でしたか?
 
 
