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本好きのための新SNS誕生!フヅクエが「Reads」を発表

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本好きのための新SNS誕生!フヅクエが「Reads」を発表

本の魅力を深く味わい、読書の喜びを共有する新たな場が誕生した。ブックカフェ「本の読める店fuzkue」を運営するフヅクエ(東京都渋谷区)が、3月5日に本に特化したSNSアプリ「Reads」を発表したのだ。このアプリは、本の感想を記録・共有できる読書好きのためのプラットフォームとして登場し、現在はiOS版のみが提供されている。

読書体験を記録する新たな形——Readsの特徴

「Reads」は、従来のSNSとは一線を画す仕組みを採用している。投稿する際には、必ず1冊の本を選ぶ必要があり、その方法はタイトル検索やバーコードスキャンの2通り。投稿には「気になる」「買った」「読んでる」といったタグを追加でき、読書の進捗を手軽に管理できるのが特徴だ。

さらに、写真の添付やGoogleマップの位置情報、日付の追加も可能。たとえば、訪れたカフェで読んだ本を記録し、後からその瞬間を振り返ることもできる。公開範囲は投稿ごとに設定できるため、SNSとして他のユーザーと交流するだけでなく、完全にプライベートな読書記録としても活用できる点が魅力だ。

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シンプルなタイムラインと穏やかな交流

タイムラインは「新着」と「フォロー」の2種類が用意されており、ユーザーは自由に切り替えが可能。しかし、従来のSNSに見られる「拡散」を目的としたリポスト機能は搭載されていない。その代わり、投稿に対して「いいね」やコメントで反応することができる。

また、他者の投稿には本を関連付けずにコメントできるため、読書を軸とした自由な会話が生まれる設計になっている。さらに、ブロック機能が搭載されており、今後はミュート機能の追加も予定されている。

「数」に縛られないSNS——Readsの理念

Readsの最もユニークな点は、「いいね」やフォロワーの数が数値として表示されないことだ。他人のフォロワー情報も見ることができず、従来のSNSのように「数」を意識して投稿する必要がない。

フヅクエはこの設計について、次のように語っている。
「SNSは本来、余暇をリラックスして楽しむための場であったと思いますが、今のSNSに対して不安や脅威を感じている人も多いでしょう。Readsは、本に特化したSNSとして、本好きの人が心穏やかに過ごせる場所を目指しています。」

本好きに寄り添うReadsの未来

現時点ではiOS版のみの提供となっており、Android版のリリース時期は未定。しかし、そのコンセプトや仕組みは多くの読書家にとって魅力的なものとなりそうだ。本を中心にした穏やかな交流が楽しめるReadsは、これまでのSNSとは異なる、新しい読書体験を提供してくれるかもしれない。

本のある生活をより豊かにするために、「Reads」がどのように進化していくのか、今後の展開が楽しみだ。