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「クジャクのダンス、誰が見た?」守の誕生日に隠された秘密とは?

「クジャクのダンス、誰が見た?」守の誕生日に隠された秘密とは? コラム

TBS系ドラマ「クジャクのダンス、誰が見た?」の第7話が放送され、視聴者の間で新たな考察が巻き起こっている。その中心にいるのは、赤沢(藤本隆宏)の息子で警察官の守(野村康太)だ。守の誕生日を祝うシーンが描かれたが、そこに何か重要な意味があるのではないかと推測する声が相次いでいる。

心麦が知った出生の秘密——そして守の誕生日

この回では、広瀬すず演じる心麦が、母子手帳に記されていた産婦人科医と助産師を訪ねるシーンが描かれた。そして、彼女は自らの出生に関わる重大な事実を知り、衝撃を受ける。それでも、必死に受け止めようとする心麦の姿が印象的だった。

一方、同じ日に赤沢のもとに一本の電話がかかる。直後、彼は妻・京子(西田尚美)に「帰宅が遅くなる」とLINEを送る。その頃、京子は一人息子・守の誕生日を祝う準備をしていた。ケーキを焼き、豪華な食事を用意し、帰宅した守とともに家族の時間を過ごす。

守は「もう大人だから祝わなくてもいい」と照れくさそうにするが、京子は「大人になっても子供なのよ」と優しく微笑む。この何気ないやり取りが、後の展開にどんな意味を持つのか、視聴者は疑問を抱かずにはいられなかった。

「クジャクのダンス、誰が見た?」守の誕生日に隠された秘密とは?

誕生日が示唆するもの——心麦と守の奇妙な共通点

このシーンの意味を深く掘り下げると、驚くべき事実が浮かび上がる。作中では具体的な日付の描写はなかったものの、松風(松山ケンイチ)の事務所に飾られていたカレンダーには「1月」と書かれていた。そして、心麦の母子手帳に記されていた誕生日は「2003年2月6日」。

つまり、守と心麦の誕生日は極めて近いのだ。これが単なる偶然なのか、それとも物語における重要な伏線なのか——視聴者の間でさまざまな考察が飛び交っている。

「守は本当に赤沢の息子なのか?」——視聴者の考察

放送後、ネット上では守の出生に関する憶測が広がった。「守は本当に赤沢の実の息子なのか?」という疑問が噴出し、次のような意見が相次いだ。

  • 「京子が守の誕生日にこだわるのは何か理由がある?」
  • 「第7話まで来て、これまであまり目立たなかった守の描写が増えたのが気になる」
  • 「山下春生の家に火をつけたのは守のような気がする」
  • 「赤沢は以前にも出生届の偽造をやっていたのでは?」

これらの考察が真実かどうかはまだ分からない。しかし、ドラマの流れから見ても、守の存在が今後の展開に大きく関わってくる可能性は高い。

「クジャクのダンス、誰が見た?」守の誕生日に隠された秘密とは?

守役・野村康太が語る「赤沢家」との関係性

そんな守を演じる野村康太が、ドラマのインタビューで語った内容にも注目が集まる。

彼は、守というキャラクターについて「父親と同じく警察官ではあるが、警察組織を冷静に見つめる現代的な価値観を持っている」と説明。さらに、赤沢家の家族関係について「厳しい父と優しい母がいる温かい家庭」と述べつつも、「父に対して冷静な視点を持っている」と話している。

また、藤本隆宏(父・正役)からは「守も怪しいな」と言われたことを明かし、「正のような圧を感じた」と笑いながら振り返った。この言葉が、単なる冗談なのか、それとも物語の伏線なのか——ファンの間では憶測が飛び交っている。

守の過去と今後の展開——何が明かされるのか?

野村康太は、これまでの撮影で印象に残ったシーンとして「ラーメンが美味しそうだった」「母が作った唐揚げを食べられなかったのが残念」といった食べ物に関する話題を多く挙げている。ほのぼのとした話題をするのは、ストーリーの緊迫感を緩和させる気配りなのか?それとも….今後のストーリーについては「最終回の台本をもらったが、驚くような内容だった」とだけ語っており、多くは明かさなかった。という。

こういった観点から見ても、守は、事件のキーパーソンのような気がしてならない。

「クジャクのダンス、誰が見た?」は、まだまだ多くの謎を秘めている。守の誕生日の描写は、単なる家族の温かいエピソードなのか、それとも物語の核心に関わる重要な鍵なのか——今後の展開から目が離せない。

最終回に向けて、守の正体、そして彼が物語にどう関わるのか、視聴者の注目がますます集まっている。