衆院選の期日前投票をしてきました。
地方在住ということもあり候補者自体も少ないので、正直言って「この人なら」と思える人はいません。
それでも、いろいろな資料を隅から隅まで見回して、やっと決めたのですが、果たしてこれで良かったのか、と疑問に思うことも。
いっそ、「投票したい人はいません」と書くか、白票で出す方が良いのでは?と思ったけど、それでは無効票になるだけですよね。
SNSなど、巷でも「白票」についての議論がされていたので、ここは、わかりやすいように、絵本風にまとめてみました。
🌸白票(はくひょう)ってなあに?🌸
むかしむかし、日本で大切な選挙(せんきょ)が近づいてきたころ、人々の間で「白票を投じよう」という声が広がりはじめました。
白票って何かというと、投票用紙(とうひょうようし)にだれの名前も書かずにそのまま箱に入れることです。この白票は無効票(むこうひょう)としてカウントされるけれど、「投票には来ましたよ」という証(あかし)にもなります。
🌱なぜ白票を入れるの?🌱
「どの候補者(こうほしゃ)も応援したくないなぁ」と思ったとき、人は白票を使って「自分の気持ち」を伝えたいと思うことがあります。
たとえば、去年の神奈川県知事選(かながわけんちじせん)では、知事さんの不倫(ふりん)問題がニュースで話題になったあと、無効票が2倍以上も増えて、なんと7%にもなったんだよ。
🌍世界ではどうかな?🌍
日本だけでなく、香港(ほんこん)という場所では、白票が「政府(せいふ)への抵抗(ていこう)」のしるしとされていました。
だから、香港政府は白票を勧めることを禁止(きんし)する法律(ほうりつ)まで作ったんだって。
こういうふうに、白票はときどき「不満(ふまん)のメッセージ」を伝える手段として注目されています。
🤔でも、白票で政治は変わるの?🤔
日本の専門家(せんもんか)たちは「白票を入れても、選挙の結果に直接(ちょくせつ)影響(えいきょう)を与えることはない」と言っています。
なぜかというと、白票は候補者の得票数(とくひょうすう)に数えられないからです。
🗳️まずは投票してみよう!🗳️
専門家たちは、まず投票所(とうひょうじょ)に行くことが大事だと教えてくれています。
「誰も応援したくない」と思うこともあるけれど、自分の声を届けるために投票することはとても大切なんだね。
おしまいに
白票は、「ちょっと困ったな」と思う気持ちを伝える一つの方法です。
でも、本当に社会を変えたいと思ったとき、できることはもっとあるかもしれません。
まずは小さな一歩を踏み出してみよう。あなたの声は、必ず未来のどこかで役立つはずです。
確かに、「私一人が選挙に行っても何も変わらない」と思っても、そんな人ばかりになってしまったら、一部の人達の思い通りに政治が成り立ってしまう、なんていうことになりかねませんよね。
「もう諦めている」という人も多いと思いますが、まずは、投票所に行くということが大切なんだ、ということ。
本当は、ネットで投票できるようになれば良いのでしょうが、不正管理が大変なことになりそうなので、もうちょっと先になるのかな?