共演者から称賛の声「最高の連携」「ボキャブラリーがすごい」!
ドラマ「御上先生」(毎週日曜よる9時~)に生徒役として出演する八村倫太郎(WATWING)や森愁斗(BUDDiiS)らが、23日にInstagramで生配信を実施。
その中で、共演者のAmBitious・真弓孟之が撮影中に見せた“神アドリブ”が話題となった。撮影現場でのエピソードが次々と飛び出し、視聴者の間でも大きな反響を呼んでいる。
八村倫太郎&森愁斗が明かす真弓の“神アドリブ”
ドラマ放送後に恒例となっている生徒キャストによるインスタライブ。第6話の放送後に行われた配信では、真弓が演じる波多野のあるシーンが注目を集めた。
八村は、「安西(森)がめちゃくちゃかっこよかったシーンがあったじゃないですか?」と切り出し、官僚教師・御上(松坂桃李)が過去を打ち明ける場面に言及。静まり返る教室の中で、安西が「弁当食うか!」と発したセリフが響いた。
緊張感が張り詰める中、真弓演じる波多野は最初に「クッ」と笑い、それがきっかけで場の空気が一気に和んだという。
この瞬間について、遠藤役の唐木俊輔も「もし誰も笑わなかったら、あの場の空気は最悪だったと思う。でも、たけ(真弓)が笑ってくれたおかげで和らいだ。最高の連携だった」と称賛した。
現場のムードメーカー・真弓孟之
さらに驚くべきことに、この波多野の笑いは、真弓のアドリブだったことが明かされた。八村や森も、これには驚いた様子で、台本にはなかったアドリブが見事に採用されたエピソードを振り返った。
森は、「たけとは他にもアドリブを入れた場面があるんだけど、実際に採用されることも多いんだよね」と話し、真弓の瞬発力の高さを称えた。
また、川島役の藤本一輝は「本当に面白い人!ボキャブラリーが豊富で、現場のムードメーカーだよ」と絶賛。さらに唐木は、「差し入れが来たときのリアクションが一番大きい!」と笑いながらガッツポーズを再現し、真弓の明るく場を盛り上げる性格について語った。
知的レベルの高い生徒たちとのディスカッションも見どころ
「御上先生」の舞台となるのは進学校。そのため、御上と生徒たちとのディスカッションシーンが毎回の見どころとなっている。知的レベルの高い生徒たちが、自らの意見をぶつけ合う会話劇は、視聴者にとっても聴き応えがあるポイントだ。
こうしたセリフの応酬は、舞台演劇出身の脚本家・詩森ろばの手腕が光る部分でもある。詩森がこれまで培ってきた演劇的なセリフ回しや間の取り方が、ドラマにも活かされており、教室というワンシチュエーションの中でも、緊張感や臨場感が際立つ構成となっている。
御上の過去と、物語の行方
第6話では、御上の兄が自死した過去が明かされ、彼の内面に深く切り込む展開となった。これまで冷静沈着に見えた御上が抱える痛みが浮き彫りになり、彼がなぜ官僚から教師という異色のキャリアを歩んでいるのか、その理由の一端が描かれた。
ドラマも後半に入り、「官僚教師が令和の高校生を導きながら、権力に立ち向かっていく」とされるストーリーがどのように展開するのか注目されている。
御上は、生徒たちとどのように向き合い、どんな答えを導き出すのか。そして、生徒たちは御上の影響を受けてどのように成長していくのか。物語のクライマックスに向けて、ますます目が離せない。