何度も書いていますが、在宅ワークというのは「簡単にできる」なんて言われますが、そんなに甘いモノではありません。
これは、自戒も込めて書いています。
自宅で空いた時間にできるということで、コーヒー片手に優雅にお仕事なんて図を想像されると思います。
まあ、私もそうでしたから。
全く嘘かと言えばそうではなく、ある程度仕事がこなせるようになったら、マイペースで仕事ができるようになるのも確かです。
だけど、コーヒーを飲みながらというのは私には無理。
その代わりに、「この仕事を終えたら、コーヒータイム」なんて自分で決めることはできますね。
社内での仕事を在宅ワーカーに出す際に企業が求めるもの。
それは「正確さとスピード」です。
あっ、仕事の質も求められますね。
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仕事内容によっては、素人でも可のものがありますが、たいていは「即戦力」を求めているのです。
となると、在宅で仕事ができるということ以外は、プロとしての自覚を求められているということ。
それに、1円でも報酬が発生すれば、その瞬間からプロですから。
だからって脅かすつもりはありません。
自分でできると思った仕事から引き受けて、どんどん実績を積み重ねればいいだけなのですから。
私だって、最初は「ファイルを圧縮して、メールに添付して納品してください」なんて言われて、まったくわからなくて、ググったくらいひどかったんです。
ZIPという言葉さえわからなかったですから、もう、仕事をする前に検索する量がすごかったです。
「検索するのだけは早くなった」なんて、自慢できないような技が身についたり。
まあ、「自慢できない」とは書きましたが、記事を書く前に、いろいろ調べ物をしなければならないので、本で調べる他ネットでも当然調べます。
そんな時には、この検索力は必要になるんですけどね。
ただ、最初は本当にひどくて「よくぞ、こんな私に仕事を回してくださった。」と思ったことも。
「画像の加工はできますか?」と聞かれて、一度もしたことが無いのに、見よう見まねでソフトを使って加工したこともあります。
画像に文字を入れるなんて、今じゃ子どもだってできるようなことさえ出来なかったのですから、ひどいもんです。
まあ、今ならスマホのアプリとかで、たいていのことができてしまうでしょうけど、「画像の加工」なんて、プロの人にしかできないのでは?なんて思われていた頃ですから。
それでも、仕事をこなしていく間に、少しづつでもプロとしての自覚らしきものが芽生えてくるんですよ。
その自覚さえあれば、「やっぱり自宅で仕事ができるのって最高!」と思う時が来るでしょう。
とにかく、「通勤時間ゼロ分」というのは、主婦にとっては魅力的な仕事ですから。
子育てと両立は?と言えば、「できないことは無い」というところでしょうか。
「え?子供が小さくて働きに出られないから、家で仕事をするんでしょ」と言われればそうなのですが、例えば、一番手がかかる時期の赤ちゃんが居るお宅では、なかなか難しいと思いますよ。
ある程度軌道に乗ってからなら良いのですが、いきなり始めてしまうと、パニックになってしまうかもしれません。
最初は、「自宅で稼ぐ」と思わず、「勉強するつもりで」できる仕事から始めるのであれば、うまく両立できるのではないでしょうか?
また、「甘い言葉には裏がある」と思って、「短時間で高額が稼げます」とか「簡単な仕事で月10万」などという勧誘に乗らないように気をつけてくださいね。
どうしても、「早くある程度の金額を稼ぎたい」「もうちょっと楽に働けないか?」という気持ちになるのはよくわかるのですが、そればかり考えていると、こういった詐欺的な悪徳業者にだまされてしまうかもしれませんから。