「いちばんすきな花」第7話のネタバレ感想-美鳥の登場で4人の関係はどうなる?

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ドラマ『いちばんすきな花』の第7話が2023年11月23日(木)に放送されました。

人との関わり合い方に「苦手意識」を抱いていた4人の主人公たち、椿・ゆくえ・紅葉・夜々。

やっと、心開いてわかり合える友達ができたことで、それぞれが安らぎを感じるようになっていますね。

しかし、その「安らぎの場所」が、婚約破棄されて一人になってしまった椿の家、ということで、最初から不安定な場所だったのは確か。

それでも、認めたくなかった4人ですが、そろそろ別れが近くなってきたようです。(それとも、別の形で関係性は続く?)

この記事では『いちばんすきな花』第7話のネタバレ感想をまとめました。

「いちばんすきな花」第6話のあらすじ

椿(松下洸平)の家では、ゆくえ(多部未華子)と夜々(今田美桜)、紅葉(神尾楓珠)がリビングを掃除しているシーンから始まりましたね。

その後、洗い物を終えた椿が「ゴミ袋の入れ物をゴミ袋にしたのは誰?」と尋ねます。

私も、最初聞いた時にちょっと意味がわからなかったのですが、ゴミ箱にセットされていた袋が、本来のゴミ袋ではなく、ゴミ袋が入っていた外袋だったことに、違和感を覚えた、ということですね。

ゴミ箱に比べて、明らかに小さすぎる外袋は、確かに居心地が悪そう!

それでも、ゆくえにしてみたら、「ゴミ袋が入っていたんだから、そのままゴミ袋として利用しても良いのでは?捨てるのは可哀想だし、合理的ではない。」

というようなことを言っていました。

さすがは理系女子と思ったし、今までの流れで言えば、「捨てられる花が可哀想」と言っていた椿のポリシーとは違うような気もします。

しかも、今回椿は珍しく「春木家のルールを守らない人は、出入り禁止です」とまで、はっきりと言っていましたから、家庭内のルールに関しては譲らないタイプなのかな?と。

夜々と紅葉が、この件に関してはあまり口を挟まなかったのも、椿さんの家であることで、春樹家のルールを尊重しようとする気持ちからではないでしょうか?

椿は、その後も、一人暮らしの物件を探したり、3人を外に連れ出して、「4人で集まるのは、僕の家じゃなくても良いのでは?」とも言っていますよね。

本当は、婚約破棄された時点で、この家は椿一人では広すぎるし、すぐに売却してもおかしくなかったんだけど、「優先順位に自分を入れるのを後回しにする」椿だから、みんなが居心地良さそうにしていると、とても言い出せなかったのでしょう。

「いちばんすきな花」第7話のネタバレ感想

そもそも、他の3人が椿の家に出入りしたり、楽しそうに話したりすることが、自分にとっての喜びでもあったんですから。

そのゆるやかな流れをせき止めるような勢いで登場したのが、ゆくえの元友の赤田です。

保険の勧誘のために、たまたま春木家を訪れたのですが、「初対面の人には、めちゃくちゃしゃべる」タイプの椿は、赤田にも、婚約破棄して一人で住んでいることまで話していたのでした。

そんなところに、慣れた様子で入ってきたゆくえと鉢合わせしたんですから、次の「友情の修羅場」が展開されたのも無理はないでしょう。

まあ、この赤田の言葉を振り返ると、「やっぱり、ゆくえのことが好きだったのでは?」と思ったのですが。。。

そんなこんなで、少しづつ、歯車が噛み合わなくなってくる4人に、次回は「ゆくえと紅葉」「夜々と椿」という恋愛感情も入ってきて、より複雑になってきそうです。

主な登場人物たちについて
潮ゆくえ(多部未華子)
春木椿(松下洸平)
深雪夜々(今田美桜)
佐藤紅葉(神尾楓珠)

潮このみ(齋藤飛鳥)
望月希子(白鳥玉季)
穂積朔也(黒川想矢)
相良大貴(泉澤祐希)
小岩井純恋(臼田あさ美)
赤田鼓太郎(仲野太賀)
赤田峰子(田辺桃子)

篠宮(葉山奨之)

志木(小花)美鳥 (田中麗奈)

【いちばんすきな花】第7話のあらすじ&ネタバレ

“春木椿(松下洸平)の家で、潮ゆくえ(多部未華子)、深雪夜々(今田美桜)、佐藤紅葉(神尾楓珠)は、4人で初めて自炊した鍋を楽しもうとしていた。

そしたら、椿が突然「引っ越すことにしました」と言ったのだ。

「家を売りに出していたの?」と尋ねるゆくえ。

椿は、「前にこの家に住んでいた人が買い戻したいと言っているって、不動産屋さんから電話があったんだ。」と明かす。

ゆくえは思わず「なんか、わがままですね」と口にしてしまうが、椿は想定外に一人になってしまったのでちょうどいいと思ったと説明する。

しかし、この決断に夜々も納得がいかない。

そして、この家の前の住人を探していた紅葉は、「まるで、買い戻す人が悪者みたいに言ってる」ことに腹を立てた。

前に住んでいた人こそ、紅葉が慕っていた数学の先生だったからだ。

ゆくえがアパートに帰った後、彼女はこのみ(齋藤飛鳥)に椿の家での出来事を話す。

このみは「なんでお花屋さんが引っ越すだけでそんなギスギスするの?」と不思議そうに尋ねる。

ゆくえは、この4人だから、あの場所が良いということもあると言うのだが、このみには理解できない。”

「いちばんすきな花」第7話のネタバレ感想

まあ、多分、4人以外は理解不能なことでしょうね。

そして、夜々が椿に思い切って告白した回でもありました。

小型の2人用ホッケーを持って、椿の家に行き、「私が純恋さんの代わりになるってありますか?」なんて、大胆な切り込み方をしていて、こちらはハラハラしてしまいましたが。

もちろん、椿の反応が薄いことを察した夜々が、すぐに否定してましたけどね。

椿は、真剣なそして優しい顔で、「3人とも同じかな。同じくらいみんな、同じように好き」と返していましたが、夜々にとっては一番残酷な「好き」だったのかもしれません。

それでも、夜々が立ち直れたのは、夜々も「他の2人も同じように好き」だったからでしょう。

ただ、椿に対する自分の恋心に気づいてしまった今となっては、それもまた苦しいことなのかもしれませんね。

【いちばんすきな花】第7話の名言!名シーン

●「出会ったことが間違いだったのかな?」

思い切って椿に告白した夜々が、なぜか紅葉が勤めるコンビニに行って、「駄目だった」ことを告げるシーンで言った言葉。

紅葉に「恋愛ドラマの見過ぎだよ」と言われていましたが、紅葉も、夜々の話をちゃんと聞いてあげてましたね。

「いちばんすきな花」第7話のネタバレ感想

その後、ゆくえの家でみんなで恋愛ドラマを見ている時も、「この後、出会ったことが間違いだったって言うよ」という夜々。

やはり、相当参っているのがわかります。

今まで、何度も告白されてきたであろう夜々ですが、もしかしたら、自分から好きになったのは、椿が初めてなのかもしれないですね。

椿の方はどうなのかな?

夜々がどうこうと言うより、家まで購入して引っ越しも終えていたのに、一方的に婚約破棄されたダメージが強すぎて、恋愛感情を持つ余裕が無いのでは?とも思うのですが。

とにかく、今は、夜々のことも「友達」としてしか見てないでしょうね。

●「4人みんなが「美鳥ちゃん」で繋がっていた。」

これにはびっくり。

美鳥ちゃんが、それぞれの同級生・いとこ・塾の先生・探していた高校の先生であることがついに判明!

しかも、みんなの美鳥ちゃん像が、「元ヤン」「将棋を教えてくれてポワポワ柔らかい人」「通っていた塾の憧れの先生」「ずっとイライラしていて不機嫌な先生」など、全然違うので、「本当に同一人物?」と疑う場面も。

●「みんなの美鳥ちゃんがついに登場!

その美鳥ちゃんですが、さすがに今週はまだ姿を現さないのでは?と思ったのですが、登場しましたね。

視聴者の予想を裏切って、あまりお名前が出てこなかった、田中麗奈さんでした。

「おおっ」となりましたが、確かに、適役で、姉御肌のようでもあり、数学の先生にも見えて、いとこに将棋を教える優しいお姉ちゃんにも見える。

それに、中学生の頃なら、家族とうまく行ってなければ、グレてしまうこともあるかもしれないけど、そんな過去まで彷彿とさせてくれます。

【いちばんすきな花】第8話の予告

“みんなの美鳥ちゃんが同一人物ではないか?とわかった4人ですが、まだ半信半疑で・・・

いっそのこと本人に直接確かめてみようと、唯一連絡先を知っているゆくえが連絡をしたが、美鳥は電話に出なかった。

そこでゆくえは「春木椿、深雪夜々、佐藤紅葉、この人たち知ってる?」とLINEでメッセージを残すことに。”というラストシーンを引き継ぐ形で、次回は始まりそうです。

“春木家からの帰り道、ゆくえのスマホに美鳥から着信が…。

一方、紅葉は高校の友人に“小花”美鳥の近況を知っているかとLINEをしてみたが「誰だっけ?」とつれない返信しかもらえない。

夜々も実家の両親に電話で美鳥のことを聞いてみるも、近況は知らないと言われてしまう。

椿も仕事帰りに実家に寄り、家族に聞いてみるのだが、鈴子(美保純)も楓(一ノ瀬颯)も転校した後の“志木美鳥”には心当たりが無い様子”

という予告が発表されています。