日頃は野球中継を見ない私のようなにわかでも、WBCは楽しめますね。
とにかく、大谷選手がすごい!ダルビッシュ選手、カッコいい!
語彙力なくてすみません。。。
だけど、これだけ花形選手が揃っていて、侍ジャパンとしてのチームワークも抜群!というのも驚きです。
みなさん、「志が同じ」だからなんでしょうね。
そんな大谷選手を、超スローボールで翻弄したチェコのヤン・ノヴァーク投手が話題になりましたが、チェコ代表の強みは、それだけではありません。
中居くんが、「試合後にチェコの選手が全員出てきて日本のベンチに向かっておめでとう!と皆さん本当に強いチームでしたって全員が拍手を送ると、すごく両チーム気持ちよく終えられた試合だったんじゃないですかね。」とおっしゃっていましたが、相手チームを心から称えることができる素晴らしいチームなんです。
チェコでは、サッカーやアイスホッケーなどが人気のスポーツで、野球はマイナー競技で、国内リーグの観客は少なく、選手たちはアマチュアで、消防士や教師などの仕事をしながらプレーしているそうです。
しかし、WBCに初出場したチェコ代表は、日本やオランダなどの強豪国と対戦して健闘しましたよね。
特に、大谷翔平選手を3球三振にしたヤン・ノヴァーク投手は、「電気技師」でありながら魅惑の遅球を投げ込み、オランダに歴史的な1勝を挙げたのです。
チェコ代表の監督は、「夢が叶った」と出場を喜び、「我々がフロントに立って」欧州での野球人気を盛り上げるために引き続き努力を惜しまない決意をした、ということ。
ということで、以前からチェコの絵本が好きで、「一度は行ってみたい」と思っていた国について、もう一度詳しく調べてみました。
チェコの絵本は、美しいイラストやグラフィカルな構成など魅力溢れる作品が多くあります。
チェコの絵本作家として有名なのは、イジー・トゥルンカやミルコ・ハナーク、クヴェイタ・パツォウスカーなどです。
日本で長く読まれてきたチェコの絵本といえば、やはり『もぐらとずぼん』(1967年)と『もぐらとじどうしゃ』(1969年)(福音館)ははずせません。
ズデネック・ミレルさんの絵本は、チェコの風景や文化を反映したもので、子どもたちに夢や冒険心を与えてくれます。
チェコには、多くの作家や芸術家がいますが、その中でも特に有名なのは、チャペック兄弟です。
カレル・チャペックとヨゼフ・チャペックは、1916年にチャペック兄弟としてデビューし、評論、散文、戯曲など多岐にわたる作品を手掛けました。
カレル・チャペックは、『白痴』や『戦争と平和』などの小説や、『R.U.R.』や『マクロプロス島』などの戯曲で知られています。
特に『R.U.R.』は、人工生命体を意味する「ロボット」という言葉を初めて使った作品として有名です。
ヨゼフ・チャペックは、カレルと共同で『ダーシェンカ』や『クリスマスの話』などの作品を執筆したほか、画家としても活躍しました。
他にも、フランツ・カフカやミラン・クンデラなどの小説家や、アルフォンス・ミュシャやトイエンなどの画家もチェコ出身です。
チェコは、中央ヨーロッパに位置する国で、歴史的な建築物や美しい自然が魅力です。
ユネスコの世界遺産に登録されている文化・自然遺産が12件もあります。
その中でも、チェコの首都プラハは街全体が世界文化遺産に登録されており、カレル橋からのプラハ城、プラハ城内に建っている聖ヴィート大聖堂、旧市街広場などが有名な観光スポットです。
チェコは、古代にはケルト人やゲルマン人が住んでいましたが、6世紀までにはスラヴ人が定住しました。
その後、フランク王国や神聖ローマ帝国などの影響を受けながら、独自の文化を発展させました。
チェコは、音楽や文学、美術などの分野で多くの優れた人物を輩出しています。
例えば、作曲家のドヴォルザークやスメタナ、作家のカフカやハヴェル、画家のムヒャなど。
チェコの文化には、民族的な特色もあり、伝統的な民族衣装や民俗舞踊、民謡などが受け継がれています。
また、チェコではビールが国民的な飲み物として親しまれており、世界一のビール消費量を誇ります。
チェコのビールは、日本で一般的に飲まれているビールと同じ「ピルスナータイプ」です。
ピルスナーは、チェコの都市プルゼニで生まれたビールで、金色の透明な液体に白い泡が特徴の、「ホップの苦味と麦芽の甘みがバランスよく」感じられる爽やかで飲みやすいビールなんです。
チェコでは、ビールは国民的な飲み物として親しまれており、国民ひとりあたりに換算すると世界でもっともビールを飲む国だということですよ。
チェコでは、ビールは水よりも安く提供されており、ジュースよりもビールを選ぶ人が多いという、文字通り「水代わり」の飲み物なんですね。
チェコの人々の間は、ビールを飲むことでリラックスしたり、友人や家族との交流を楽しんだりするのが日常なので、おおらかな方が多いのかな?と思います。
こんな感じで、対戦相手の国にまで思いを巡らせれば、もっとWBCを楽しめそうですね!