伝説の“プリークリー”再び!三ツ矢雄二、実写版『リロ&スティッチ』で再登場
6月6日に公開されるディズニーの実写映画『リロ&スティッチ』にて、アニメ版でもおなじみのキャラクター「プリークリー」の日本語吹き替えを、声優・三ツ矢雄二さんが再び務めることが発表されました。アニメファンにとって待望のニュースであり、感動と期待が高まる中、三ツ矢さん自身もこの再演に深い思い入れを語っています。
あの名コンビ『リロ&スティッチ』が再びスクリーンに!愛されキャラの実写化に挑戦
『リロ&スティッチ』は、ディズニーの名作アニメーションとして2002年に公開され、世界中で多くのファンに愛され続けてきました。今作の実写版では、両親を亡くした少女リロとその姉ナニが、唯一の家族として支え合いながらも、社会の厳しさの中で引き離されそうになるという切実な状況に直面します。そんな彼女たちの前に現れたのが、乱暴で愛を知らないエイリアン、スティッチ。物語は、この出会いを通して、“オハナ=家族”の絆の大切さを描いていきます。
今回の日本語吹き替え版では、スティッチ役に山寺宏一さん、リロ役に永尾柚乃さん、ナニ役にはME\:IのMOMONAさんが抜擢されています。そのほかにも、Travis Japanの中村海人さんやシソンヌの長谷川忍さん、渡辺えりさん、手塚秀彰さん、五十嵐麗さん、深見梨加さんといった豪華キャストが名を連ねています。
「実写化と聞いて興奮した」――三ツ矢雄二が語るプリークリーへの想い
本作で三ツ矢雄二さんが担当するのは、銀河連邦のエージェントで地球に詳しいエイリアン・プリークリー。アニメ版でも同役を務めた三ツ矢さんは、ファンからの熱い支持を受けての続投となりました。三ツ矢さんは「実写版になると聞いたとき、非常に興奮しました」と語り、「再びプリークリーを演じられるか不安でしたが、オファーが来たときは大喜びでした。プリークリーは自分に似たキャラクターで大好きです」と、その喜びを素直に表現しました。
さらに、実写版でのプリークリーには新たな挑戦が待ち受けていました。劇中では、シソンヌの長谷川忍さんが演じるジャンバ博士と共に地球に潜伏する際、アニメ版とは異なり、人間の姿に擬態するという演出が取り入れられているのです。
「リアルな姿にびっくり。でも、可愛さはそのまま」――演技へのこだわりと挑戦
三ツ矢さんは、プリークリーのリアルな姿に初めて接した時の驚きを語りつつ、「人間の姿になってもキャラクター性は変わらず、可愛くてちょっとドジな設定を維持できたのは本当にワクワクしました」と語ります。演技面でも、プリークリー本体の姿のときは従来通りのイメージを保ちながら、人間の姿では声のトーンを抑え、見た目の雰囲気に合わせて繊細な演技を加えたとのこと。「難しい挑戦でしたが、とてもやりがいがありました」と振り返る三ツ矢さんの言葉からは、キャラクターに対する深い愛情とプロとしての矜持がうかがえます。
「皆さんに楽しんでいただきたい」――ファンへのメッセージと作品への期待
多くのファンが期待を寄せる中、三ツ矢さんは「本当に嬉しいです。私もプリークリーが大好きなキャラクターなので、皆さんに支持してもらえるのは光栄なことです。実写版も思い切りプリークリーしているので楽しみにしてください」とメッセージを送りました。
また、スティッチ役の山寺宏一さんとの共演についても、「尊敬する後輩の山寺さんと一緒にやれて幸せです。彼のスティッチは唯一無二で、誰にもできない名演ですね」と称賛の言葉を惜しみませんでした。「物語を引っ張ってくれたおかげで、作品全体がスリリングでハッピーになったと思います」と語るように、両者の掛け合いは本作の大きな見どころの一つです。
最後に三ツ矢さんは、「スティッチがどのように地球にやってきて周りの人々を巻き込み、幸せにする存在に成長するのを見てほしいです。そして、ちょっとお茶目なプリークリーの活躍もお見逃しなく!」と、作品全体への期待と共に、自身の役にも注目してほしいと締めくくりました。
『リロ&スティッチ』実写版は、感動と笑い、そして家族の絆を描いた心温まる物語。プリークリーをはじめとした魅力あふれるキャラクターたちが、今度はリアルな世界でどのように躍動するのか、スクリーンで確かめてみてはいかがでしょうか。