ドラマ『リブート』、皆さんはもうご覧になりましたか?妻殺しの冤罪をかけられたパティシエが、別人である刑事に成り代わる……という衝撃的なサスペンスですが、観ていると「なんだか不思議なリアリティがあるな」と感じませんか?
今回は、主演の鈴木亮平さんと松山ケンイチさんが仕掛けた、視聴者の脳を心地よくダマす「違和感ゼロ」の秘密についてお話しします。
1. どちらでもあって、どちらでもない?「ハイブリッド顔」の驚き
普通、ドラマで「顔を変える」となると、特殊メイクやCGのマスクを想像しますよね。でも、この『リブート』で使われているのは、もっと繊細で知的な技術なんです。
それが、デジタル上で二人のパーツを合成する**「ハイブリッド顔」**。鈴木亮平さんがSNSで明かした裏側が、とても興味深いものでした。
「だんだん儀堂(刑事)になる早瀬(パティシエ)の顔は、松山くんと僕の顔のパーツを組み合わせて合成しています。それぞれのシーン、どこまで松山くんでどの部分が僕なんでしょうか」
単なる作り物の顔ではなく、**「実在する二人のパーツ」**を混ぜ合わせることで、私たちの脳は「確かにあの人だけど、どこか違う……」という絶妙な境界線を感じ取ります。この計算された視覚のトリックが、物語への圧倒的な没入感を生んでいるんですね。
2. 魔法の数字は「6cm」!徹底した身体へのこだわり
映像の世界で「本物らしさ」を左右するのは、実は派手なアクションよりも**「目線の高さ」**だったりします。
ここで大きな壁となったのが、お二人の身長差でした。
鈴木亮平さん:186cm
松山ケンイチさん:180cm
わずか6cmの差ですが、4Kなどの高画質で見ると、この差が視線の角度や歩幅の違和感として現れてしまいます。
これを解消するため、なんと松山さんは撮影中、常に6cmのインナーソールを履いて過ごしていたそうです!物理的に鈴木さんの体格に合わせることで、会話のテンポや空間の使い道を完全に同期させました。「なぜか違和感がない」という視聴者の感想は、こうした地道でストイックな努力の結晶だったのですね。
3. 魂までシンクロする、二人の「役者魂」
見た目だけではありません。お二人の演技を見ていると、まるで一人の人間のDNAを共有しているかのような錯覚に陥ります。
パティシエらしい繊細な指先の動き
刑事としての鋭く冷徹な佇まい
呼吸のタイミングや、ふとした瞬きの回数
これら、言葉にできないほど細かな動作までがシームレスにつながっています。「気づいたら入れ替わっていた」と感じるほどのスムーズな移行は、まさに**「表現の芸術」**と言えるでしょう。
まとめ:私たちの「常識」もリブートされる?
ドラマ『リブート』は、最新の映像工学と、俳優陣の血の滲むような身体表現が合わさった、今までにない実験的な作品です。
今、画面に映っているのは誰の顔なのか?
私たちが観ているのは、単なるお芝居ではなく、**「人間の認識を揺さぶる体験」**そのものかもしれません。
物語が深淵へ向かうにつれ、私たちの知覚もどんどん「リブート(再起動)」されていきそうですね。次回の放送も、一瞬たりとも目が離せません!
引用元:「「リブート」鈴木亮平、“身長差6cm”同一人物演じる松山ケンイチの撮影秘話「徹底してる」「違和感なかった理由に納得」の声
