作家の方やミュージシャンの方、また書籍などのライターの方ならわかるのですが、普通のブログ記事とかを書くのにも、「どうしても筆が進まない」ということがあるんですよね。
これは本当にそう。
自分でもビックリする位スラスラと記事が書ける時と書けない時があります。
そんな時はどうするか?
私の場合は、なるべく他愛も無い日記の文章を書くようにしています。
気分が乗らない時は、日記の文章でさえ書けなくなるのですが、まだあるテーマに則った文章を書くよりは数倍楽ですよね。
で、何の変哲も無い日記なのですが、なるべく他人が読んでわかるように意識しながら書く、ということを意識します。
例えば、今日「ラーメンを食べた」ということでも、「何でラーメンを選んだのか?」とか「朝昼晩のうちいつ食べた?」また「誰と?どこで?」ということをなるべく事細かに書くようにする。
「どこの銘柄?」まで細かく書いたら、写真を撮って載せるのもいいですよ。
スーパーに普通に売っているようなラーメンでも、写真と食べた感想などを載せると、「これって、美味しいのかな?」と思った人が検索しますから。
食べたものじゃなくても、経験したことは、「目の前に情景が浮かぶように書く」ということ。
経験した事柄を思い出して、自分の頭の中にその時の情景を思い出しながら書くと、読み手側にも伝わると思うんですよね。
あとは、趣味のこととかですね。
まあ、芸能人でもない人のそんな日常は誰も知りたくないのですが、意外と大したことじゃなくても、好みやこだわりなんかを詳しく書いていくと、共感してくださる方がいらしたり・・・
そうなると、また文章を書きたくもなりますよね。
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書きたくもないことを、嫌々書いて伝えようと思っても何も伝わりません。
やはり「気持が入って」初めて「読んでもらえる文章」になるんです。
日記の文章は、自分の気持が入れやすいので、そこでいわゆる「文章を書く訓練を積む」というのが、今後のライターの仕事にも役に立つと思います。
「たかが日記、されど日記」ということですね。
ただ、注意しなければならないことは、自分勝手な文章にならないこと。
「えー?だって、自分の日記なんだから、何書いてもどんなふうに書いても自由でしょ?」と思いましたか?
確かにそうなんですが、自分だけが読む日記帳と違って、Web上に書く日記は、特に設定しない限り、日本中、いや世界中の人が読めるんですよ。
となると、「誰かに見せるために書いてるんじゃない」とは言えなくなります。
「嫌なら見なければ良い」という考えもありますが、検索結果に現れる分、最低限人が読んで嫌な気分ならないように、どうせならほんの少しでも人の役に立つような記事にしたいものです。
そればかりを気にしていたら何も書けませんが、他人の目を気にしつつ自分の意見を書くことに慣れると、読みやすい文章になっていくんですよね。
それこそが、ライターとして目指す文章だと思いませんか?