在宅ライターと切っても切れない関係にあるのが、「リライト」です。
リライトというと、まず元記事があって、その文章を「少し言葉遣いや語調、単語などを変えるだけ」と思われるのですが、違います。
特に、「元記事」となる文章がWeb上で公開されている文章だと、「語尾を少しだけ変えたり、単語を同義語に変えたりしただけ」では著作権法に引っかかってしまいますから。
例えば、「うんうん。この記事、ためになるしわかりやすいから、参考にさせてもらおう」と思った場合、コピペしてそのままリライトして記事に。。。なんてしてしまったら、バレます!
いや、バレなかったとしても、するべきではありません。
また、もともと「著作権の発生しない文章」でも、ほとんど変えないでWeb上に載っけてしまうと、同じようなサイトが複数できてしまうので、スパムとみなされてしまいます。
※著作権の発生しない文章というのは、ある人がライターを雇って書いてもらった文章で、著作権はその時点で雇い主に渡っているケースなど。
その雇い主が、文章を「リライトして使ってください」と手放した場合は、リライトして使えば問題の無い記事と言えるでしょう。
それに・・・
考えてみてください。
ほとんど同じような文章がWeb上に氾濫してしまう、と言う状況を。
好ましくないですよね。
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だから、リライトと言えども「オリジナルの文章」を書くときとほとんど同じ気持で望みます。
ただ、「元の記事」がある分、そのテーマについて調べる手間が少なくなるんですよね。
これは助かります。
元記事を読んで、だいたいの文脈や趣旨を把握し、それを元に自分の言葉に直していく。
時々感想を入れてみたり、新たに調べたことを付け加えたり・・・
この作業が結構楽しくなったら、「ライター」に向いているということですね。
考えてみれば、広い意味での「リライト」は誰でもしているかもしれません。
例えば、自分が書いたブログの文章。
古い記事になると、忘れ去られてしまいますね。
その記事をリライトするんです。
そうすると、その時には知り得なかったことを付け加えたり、文章を練り直してもっと読みやすくしたり、とまるで「リフォーム」したように生まれ変わるんですよ。
無料リライトツールなんていうのもたくさん出ています。
それはそれで使い道はあると思いますよ。
私も使ってますので。
それでも、そのまま使うのではなく、できた文章を元にまたリライトしてみる、という半自動の使い方をすれば、「あっという間にオリジナル文章が・・・」なんて感じにもなりますね。
やっぱり料理でもそうですが、「一手間かけて」というのが一番いいようです。
調理器具も使いよう、というところでしょうか?