内職で体を壊した体験談
「内職市場の仕事ってきついんですか?」という質問を受けたのですが、まあ、内職って、そこそこきついと言いますか、コツコツ細かい仕事が多いです。
以前も書いたのですが、私も、壁紙の見本帳を作る内職をしたことがあるんですよ。
決められたスペースに、いろいろな素材の壁紙を切って貼るだけ。
「なんと楽な仕事!やりますやります!」なんて、二つ返事でもらってきたけど、簡単は簡単なんだけど、意外とまっすぐに貼るのが難しくて、斜めになってしまうんです。
だけど、一度貼ってしまうと修正がきかないから、何度台紙を無駄にしたか。
無駄にした台紙代は、自腹で払うことになるので、もう必死でした。
それで、1ページ(10枚)10円だったかな?
一生懸命やっても、一日数百円にしかならないんですよ。
「まあ、内職ってこんなもんでしょ」と思って続けていましたが、子どもが寝てからだと、やはり睡眠時間を削るようになり、数ヶ月で辞めてしまいました。
で、ネットで検索したら、私と同じような経験をされている方がたくさんいらっしゃいました。
ちょっとご紹介しますと。
「以前内職をしていたのですが、一生懸命働いて、月に1万3千円くらいは稼いでいたと思います。
始める前は時間に余裕があると思っていましたが、いざ始めてみると何をするにも時間がなくて...。
夜中や早朝に働きすぎて、体調を崩して1年で辞めてしまいました。」
「私もお花を作る内職やりましたが、3ヶ月で辞めました。
徹夜でがんばっても、月に1万円も稼げないこともあるので、家事をしながらではやってられないです。」
月8万円稼げると言われた内職は5,000円にしかならなかった
「完成したラバーパーツを剥がして検査するという作業はやったことがありますが、とても大変でした。
私の場合、限られた空き時間にやっていたので、月に5,000円も稼げなかったんです。
頑張れば月に8万円稼げると説明されましたが、私には絶対無理で挫折しました。」
「私は以前、求人情報誌で見つけた内職をしていたんですが、材料はすべて自分で持ち込まないといけなかったうえに、
かなり重いし、数も多いので車が必要だったんです。もちろん、ガソリン代は自腹。
頑張れば2万円ちょっとは稼げましたが、はっきり言ってお勧めできませんね。」
「毎日仕事があるのはありがたいのですが、そのために睡眠時間を削らなければなりませんでした。
夜中まで仕事をして、朝起きて、午前中に商品を届ける。
検品後にやり直しが必要なものがあれば、その場でやり直していました。
そして、新しい仕事を持ち帰るのです。
土曜日や祝日にも仕事が来たので、休めませんでした。
事前に「この日は仕事ができません」「仕事を減らしてください」と伝えておかないと、いつも通りの仕事を与えられてしまうんです。
これでは、何のために家で仕事をしているのかわからなくなって、辞めました。」
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「1日7、8時間働いても、最高でも1000円程度です。」
「体力的にきつかったので、辞めました。」
「子どもが幼稚園に通っていた頃、3年間ほど仕事をしていました。3畳程度のスペースでできる軽作業で、1日2時間程度の作業で月に1万円程度でした。時給にすると300円くらいだったと思います。」
「週に3日は会社に納品に行かなければならず、1時間くらいかかるので、そんなに楽ではありませんでしたが、夏休みや冬休みは子供が寝た後にできますし、熱が出たり用事があるときは休ませてもらえたので、割と優しい会社でした。」
「楽な仕事の部類に入ると思いますが、それでも「毎日やらなければならない」という気持ちはありましたね。
特に、子どもを寝かしつけなければならず、一緒に寝てしまいそうになったときは大変でした。」
内職のお金がそのまま整体代に
中には、肩が凝ってしょうがないので、何度も整体に行くことになって、内職のお金が入っても整体代に消える始末。
これでは、何のために働いているかわかりませんね。」という方も。
自宅で縫製の仕事をしている方は、以前縫製の会社に勤めていたそうで、
「朝8時30分から午後2時30分まで週5回、7万円から8万円で働いています。途中でお弁当を食べると眠くなるので、ノンストップでストイックにやっています。」
という、すでに内職というより自営業に近い感じですよね。
「妊娠中にアクセサリーを作る内職をしていました。
辞めた理由は、夜中まで頑張っても月1万円という報酬の低さと、細かいパーツが家の中に散らばっているのが嫌だったからです。」
アクセサリーの内職は人気がありますが、妊娠中もそうだけど、小さいお子さんが居ても、細かいパーツが散らばるのは困りますよね。
という感じで、中にはバリバリ働いてパート並みの収入を得ている方もいらっしゃいますが、スキマ時間にするとなると、月1万円くらいが相場で、仕事もそれなりにきついということ。
細かい仕事でも、それなりに楽しんでできれば良いのですが、ただでさえ時間の制約がある主婦が働くって、想像以上に大変なんですよ。
これを見ると、パソコンでデータ入力やライターとして記事を書く仕事は、かなり恵まれているのかな?と思いますね。