英語を使った在宅ワークと言えば翻訳?
英語力がある方にとっては、在宅ワークでも英語を使った仕事ができないものか?と思いますよね。
私も、過去に翻訳の仕事を請け負っていたことがあるのですが、企業のマニュアルのようなものなので、正直内容はちんぷんかんぷんでした。
だけど、専門書を図書館で借りてきたりして、やっとなんとか翻訳していたんですよね。
今だと、パソコンでGoogle翻訳を使っても、結構精度の良い訳文ができるので、「翻訳者って要らないのでは?」と思うこともありますが、まだまだ需要はあるみたいです。
具体的には、契約書の翻訳、特許の翻訳、取扱説明書の翻訳などの在宅翻訳の仕事の方が多く、文学作品の翻訳に憧れている人にとっては落胆するように聞こえるかもしれませんが、そんな仕事はありません。
翻訳家として在宅ワークするには?
翻訳家として在宅で仕事をするには、当たり前のことですが、それなりの能力と技術、そして技術が必要になります。
そのためには、もちろん翻訳の能力が必要です。
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その国の言葉をよく理解していて、それを日本語に訳す能力がなければ、いくら翻訳家として在宅ワークをしたいと思っていても、これは難しいでしょう。
特許翻訳の在宅ワークをする場合、日本の特許を詳しく理解している必要がありますが、翻訳する言語の国の特許事情を理解している必要があります。
外国語ができれば在宅翻訳の仕事ができるというわけではないので、その点は十分に注意しましょう。
よく、外国語が得意だから在宅翻訳の仕事はできないと思っている人がいますが、全くそうではないということを理解しておきましょう。
在宅翻訳の仕事を受けてみて、思っていた以上に大変だったという話をよく聞きます。
翻訳の経験がなければすぐにできる仕事ではないということを理解しておきましょう。
在宅翻訳の仕事を受ける時の注意点
在宅翻訳の仕事を受けようと思ったら、仕事量は最小限に抑えて、実際に受けられるかどうかを確認してから続けるようにしたいものです。
例えば、難しい専門的な翻訳本の場合などは、ある程度の専門的な知識が必要になりますので、専門的な知識も必要になってきます。
慣れないジャンルの言語を翻訳するだけでは伝わらないこともあるので、事前に理解しておくことが大切だったりします。
在宅翻訳の仕事は、簡単にできるものでは無いのですが、慣れれば短い時間で仕事をこなすことも可能です。
私も、最初は絵本を翻訳したり、文学的な仕事を求めていましたが、そちらの方がセンスは求められます。
ある程度文学の才能が無いと難しい、ということですね。
私の友達は、スヌーピーでお馴染みの「PEANUTS」の翻訳の下訳をしていましたが、「なかなか原文にピッタリな言葉が出てこなくて」と悩んでいたのを思い出します。
スヌーピーのキャラクターは可愛いですが、内容は結構哲学的で深いんですよね。
華やかな仕事でも、裏では苦労があるのもわかります。
とにかく、楽に簡単にできる仕事は無い、ということですね。
在宅ワークで翻訳をするメリットとデメリット
翻訳をするメリットは?
●どこでも仕事ができる
自宅やカフェ、旅行先など、自分の好きな場所で仕事ができます。
●書籍にフルネームで掲載される
書籍としてお店に並ぶ本を翻訳すると、その本にあなたの名前が載ります。
その本が全国の書店で販売されたとき、あなたは感動に包まれることでしょう。
●仕事を選ぶことができる
自分の好きな仕事だけを選んで受注することも可能です。
フリーランスであれば、気に入らない仕事は断ることができるのです。
例えば、単価が安すぎるとか。
しかし、実績のために最初は単価が低くても、仕事を引き受けざるを得ない人もたくさん居ます。
●頑張り次第で収入は増える。
仕事にどれだけ真剣に取り組むかで、収入は大きく変わります。
頑張っていれば、次の仕事を頼まれたり、口コミで仕事が舞い込んでくる可能性もあります。
翻訳者になるデメリットは?
●すべての責任を負うことになる
仕事上で発生したトラブルは、翻訳者が責任を負うケースがあります。
例えば、誤訳などが代表的な例です。
そのため、翻訳者は日頃から自分の仕事にも責任があることを意識しておく必要があります。
●競争が激しい
翻訳者はあなただけではありません。
日本中にたくさんの翻訳者がいて、あらゆる分野で競い合っています。
競争に打ち勝つためには、日夜、新しい専門知識を勉強する必要があります。
●仕事がマンネリ化する
翻訳者の仕事は、基本的に誰かが翻訳したものをチェックしたり、翻訳したりするだけです。
単調な仕事で選択肢も少ないため、飽きて辞めてしまう人もいます。
●経験がないと収入が少ない
翻訳者はどれだけ経験を積んでいるかが重要なので、仕事を続けていれば収入は増えますが、実績や経験が少ないとどうしても収入は低くなります。
とこのように、どの仕事にもメリット・デメリットは存在します。
競争が激しくて、日々勉強をしていないと、単調な仕事や単価の安い仕事しか回ってこない、というのもフリーランスの宿命でしょう。
その分、頑張っただけ収入が増えたり、やりがいのある仕事に就けるのですから。