テレビ朝日×SLLの強力タッグが生み出す新たなラブサスペンス
2025年4月18日(金)から、テレビ朝日の金曜ナイトドラマ枠(毎週金曜午後11時15分~)で、日韓共同制作によるオリジナルドラマ『魔物』が放送されることが発表された。主演を務めるのは、演技派女優・麻生久美子。さらに、韓国の大ヒットドラマを数多く手掛けたスタジオSLLとテレビ朝日がタッグを組むことで、スリリングで刺激的な作品が誕生することとなった。
テレビ朝日×SLL――世界的ヒットメーカーが再び手を組む!
テレビ朝日とSLLのコラボレーションは、2022年に放送された『梨泰院クラス』の日本リメイク版『六本木クラス』で成功を収めたことから始まった。その後も、SLLの代表作『SKYキャッスル』の日本版を制作し、大きな反響を呼んだ。そして2024年5月、テレビ朝日とSLLは国際コンテンツの共同開発契約を締結。これにより、既存の原作をリメイクするのではなく、日韓の一流クリエイターが手掛ける完全オリジナル作品を生み出すことになった。
その第一弾となるのが、今回の『魔物』である。脚本・演出には日韓の実力派が集結し、圧倒的な映像美と緊迫感あふれるストーリーが展開される予定だ。
監督・脚本に名クリエイターが集結!
韓国側の監督には、『主君の太陽』や『青い海の伝説』などのヒット作を手掛け、2024年には『オク氏夫人伝-偽りの身分 真実の人生-』で最高視聴率13.6%を記録したチン・ヒョク氏が起用された。一方、日本側の監督には、NetflixやDisney+で注目を集める瀧悠輔が参加し、国境を超えた共同制作が実現する。
脚本には、『H2~君といた日々~』や『後妻業』などの実績を持ち、韓国ドラマ『星から来たあなた』のリメイクにも携わった関えり香が担当。日韓混合のチームが、文化の違いを乗り越えながら、緻密な脚本を作り上げていく。
愛と欲望が渦巻く衝撃のストーリー
『魔物』は、不倫、DVといったタブーに切り込みながら、人間の本能的な欲望と破滅的な愛を描くラブサスペンス。
主人公の華陣あやめ(麻生久美子)は、美しくも孤独を抱える敏腕弁護士。彼女は「弱さを武器にする女」を軽蔑し、誰にも依存しない生き方を貫いている。
そんな彼女の前に現れるのが、源凍也(塩野瑛久)。端正な顔立ちを持つ彼は、一見魅力的な男性だが、「愛=所有」という歪んだ価値観を持つ危険な人物だった。彼には従順な妻がいるものの、DV疑惑が浮上し、さらに有名大学教授殺人事件の容疑者として警察に追われることに。
あやめは、彼の弁護を引き受けるが、次第に凍也に抗えないほど惹かれていく。禁断の関係に足を踏み入れた二人は、欲望の渦に呑み込まれ、やがて取り返しのつかない悲劇へと突き進んでいく――。
麻生久美子×塩野瑛久が魅せる“危険な愛”
主演の麻生久美子は、『時効警察』シリーズでコメディエンヌとして知られる一方で、『MIU404』では刑事役を熱演。さらに、近年では『unknown』で吸血鬼の美魔女を演じ、2025年度の朝ドラ『おむすび』ではヒロインの母親役に抜擢されるなど、幅広い演技力を発揮している。俳優デビュー30周年を迎える彼女が、本作で新たな挑戦に挑む。
対する塩野瑛久は、大河ドラマ『光る君へ』で注目を集めた若手俳優。『魔物』では、美しくも危険な男・源凍也を演じ、激情と衝動に突き動かされるキャラクターを体現する。
二人の関係性をよりリアルに描くため、本作ではインティマシーコーディネーターを導入。濃厚なラブシーンにも挑戦し、視聴者に強烈なインパクトを与えること間違いなしだ。
キャスト&制作陣の期待コメント
麻生久美子は、「韓国ドラマが大好きなので、この企画を聞いたときはワクワクしました。監督のもとで、どんな演技が求められるのか楽しみです」と語り、新境地への挑戦に期待を寄せる。
一方、塩野瑛久は、「プロットの緻密さに驚きました。日本とは異なる制作スタイルに触れ、新たな経験ができることを楽しみにしています」とコメント。
また、SLL制作代表のパク・ジュンソ氏や、テレビ朝日のエグゼクティブプロデューサー内山聖子も、「日本と韓国の強みを融合させた作品が完成しました。視聴者の皆さんにぜひ楽しんでいただきたい」とアピールした。
まとめ――禁断の愛が生む、予測不能な展開に注目!
韓国ドラマならではの緻密な脚本と、日本の映像美が融合する『魔物』。不倫、DV、殺人事件といった重厚なテーマの中で、許されざる恋に堕ちる二人の運命がどのように描かれるのか、放送開始が待ち遠しい。
2025年4月18日(金)、テレビ朝日 金曜ナイトドラマ枠でスタート。
この春、最もスキャンダラスなドラマが幕を開ける――。