中村倫也が語る「ひつじのショーン」への愛 30周年アンバサダー就任と特別展の魅力とは?
共通点は「12月24日生まれ」中村倫也とショーンの運命的なつながり
俳優・中村倫也が、イギリスの人気クレイ・アニメーション『ひつじのショーン』の30周年記念公式アンバサダーに就任しました。子どもの頃からこの作品に親しんできたという中村倫也さんは、ショーンと同じ「12月24日生まれ」という共通点にも運命を感じていると語っています。そんな彼が「より多くの人にこの作品の魅力を伝えたい」とコメントしたことは、ショーンファンにとっても大きな話題となっています。
彼の柔らかい表情とユーモラスな表現力は、ショーンの持つあたたかみとユーモアと重なり合いますよね。長年にわたり多くの作品で観客を楽しませてきた中村倫也さんが、今回のアンバサダー就任を通じてさらにその魅力を広げていくことは間違いないでしょう。
30年の歩みをたどる『ひつじのショーン展 with ウォレスとグルミット』が渋谷で開幕
そんな記念すべき年にふさわしく、5月16日からは東京・渋谷で『ひつじのショーン展 with ウォレスとグルミット』がスタート。会場は渋谷モディ2階の「東京アニメセンター in DNP PLAZA SHIBUYA」。この展覧会では、ショーンの30年にわたる軌跡を、貴重な展示とともにたどることができます。
ショーンが初めて登場したのは、1995年に公開された『ウォレスとグルミット 危機一髪!』。もともとはセーターを着た脇役の羊でしたが、その可愛らしさと表情豊かな動きで一躍人気キャラクターに。その人気が高じて、2007年にはテレビシリーズ『ひつじのショーン』としてスピンオフ展開され、2015年には映画化も果たした、というわけです。
進化し続けるクレイアニメの世界!ジオラマやセットでリアルに体験
今回の展覧会では、過去に開催された「ひつじのショーン展」(2022年~2023年、京都や新宿で開催)をさらに進化させた内容となっています。テレビシリーズの15周年とキャラクター誕生30周年という節目を記念して、展示のスケールもパワーアップ。
特に注目なのは、スクリーンデビュー作の撮影に使われたコンセプトアートやジオラマ、撮影小道具の数々。中でも、「ウォレスとグルミット 仕返しなんてコワくない!」(英国アカデミー賞アニメ映画賞受賞作品)に登場した展示物が、日本で初公開されている点はファンにとって見逃せないものとなっています。
さらに、2025年に放送予定のテレビシリーズ第7弾の本編から再現されたシーンのセットも、世界で初めて展示されています。まさに、アニメーション制作の裏側を間近で体感できる貴重な機会となっているんですよ。
田中達也との夢のコラボレーションも実現 ミニチュア世界で描かれるショーンの魅力
また、ミニチュア写真家として国内外で高い評価を受ける田中達也氏とのコラボレーション作品も展示されています。30周年を記念して制作された新作セットは、精巧なミニチュアとユーモラスな発想で、ショーンの世界を新たな角度から魅せてくれるのです。
田中氏ならではの視点で切り取られたショーンたちのミニチュアシーンは、思わず写真を撮りたくなるような可愛らしさ。親子で訪れても、大人同士で訪れても、それぞれの目線で楽しむことができるでしょう。
渋谷で過ごす、心あたたまるひととき 開催概要とチケット情報
『ひつじのショーン展 with ウォレスとグルミット』は、6月29日まで開催されている。開館時間は11時から19時まで。入場料は一般前売り券が1,000円、当日券は1,200円と、アクセスしやすい価格設定です。
大都会・渋谷の中に、ほんの少しの「癒し」と「笑い」が詰まったショーンの世界が広がるこの展覧会。家族連れ、カップル、そして長年のファンにとって、忘れられないひとときとなるでしょうね。
出典元「シブヤ経済新聞」
Yahooニュース:渋谷で「ひつじのショーン展」 誕生30周年記念、撮影セット再現も
中村倫也「僕は10年以上ファンなので」 『ひつじのショーン』30周年公式アンバサダーに就任