TBS系でスタートした火曜ドラマ「初恋DOGs」。
犬好きの私としても見逃せないドラマなんですが、主演の清原果耶さん、成田凌さん、そして韓国から来日したナ・イヌさんが織りなすこのラブストーリーは、ただの恋愛ドラマではなく、複雑な要素が絡み合っているようですね。
物語の中心には、1匹の愛犬“将軍”がいます。そして、その将軍の正体にも関心が集まっているのです。
犬が主役級の存在として描かれるこの作品。
愛犬と過ごす日々に癒される皆さんなら、きっと心を打たれるはず。
今回は、そんな将軍の正体をめぐる伏線やドラマの見どころをご紹介します。
「初恋DOGs」とは?心を閉ざした3人が“愛”を知っていく
「初恋DOGs」は、韓国の大手制作会社STUDIO DRAGONとTBSが初めて共同制作するドラマ。
日本と韓国、それぞれの文化と演出が融合した作品として、初回放送直後からTwitter(現X)でもトレンド1位を獲得するほどの反響がありました。
物語の中心人物は、清原果耶さん演じる離婚専門の弁護士・花村愛子。
恋や結婚に対して強い不信感を抱いています。
一方、成田凌さんが演じるのは、人よりも動物と心を通わせる獣医・白崎快。
そして、ナ・イヌさん演じるのが韓国から来日した財閥の御曹司・ウ・ソハです。
愛子と快の愛犬が会った瞬間恋に落ち、飼い主同士の運命も交差していく──そんな出会いが描かれるのが第1話でしたね。
快の愛犬“将軍”の過去とは?
快が飼っている“将軍”は、元々迷い犬でした。
1年前に保護され、快の動物病院で暮らすことになります。
従業員や患者からも愛される存在で、忠実で人懐っこい性格が印象的です。
快自身も、人間関係には一定の距離を保って生きてきた人物。
そんな彼が、将軍と過ごす時間だけは穏やかで優しい表情を見せるのが印象的でした。
将軍はただの犬ではありません。
快が心を閉ざす原因となった過去に寄り添う“癒し”の存在であり、物語のカギを握る存在でもあります。
ソハの登場で見え始めた将軍の“正体”
韓国からやってきたソハは、快の病院を偶然訪れます。
すると将軍に強く反応し、驚くべき行動に出ました。
韓国語で将軍に指示を出すと、なんと完璧に従うのです。
その後、AIによる犬種・しぐさ・反応パターンの診断で99%一致という結果が出ます。
ソハが韓国で行方不明になっていた祖母の愛犬と、将軍が酷似しているということ。
ここで一気に物語が動き出し、SNSでも「まさか、将軍が韓国から来た犬?」「ソハと快の間に過去の接点があるのでは」といった考察が飛び交いはじめました。
韓国の名家で飼われていた犬との一致
ソハの祖母が飼っていたという犬は、しつけのレベルや反応パターン、好物の嗜好など細部まで語られています。
将軍の特徴と一致する部分が多く、偶然とは思えません。
もし将軍が本当に韓国の名家から失踪した愛犬だとしたら──快とソハの関係、そして愛子を含めた三角関係にも影響を与えることでしょう。
ソハが「犬はうそをつかない。だから信じられる」と語った場面では、将軍という存在が人間関係を浮き彫りにする鏡のような存在であることを示唆していました。
成田凌・ナ・イヌの演技に注目
将軍の正体というサスペンス要素に加え、俳優陣の演技にも高評価が集まっています。成田凌さんは過去に「降り積もれ孤独な死よ」で暗い過去を引きずりながらも、大切な人を守ろうとする刑事役を演じています。本作では、ガラッと変わって明るい雰囲気がする役で、動物と静かに向き合う獣医としての深みも表現しています。
ナ・イヌさんは日本のドラマ初出演。韓国ドラマ「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」などで見せたカリスマ性と、今回の役での柔らかさのギャップが魅力です。
また、清原果耶さんが演じる愛子も、愛犬サクラを溺愛しながらも他人には距離を取る難しいキャラクター。3人のバランスが絶妙で、犬たちの存在がそれをやさしくつないでいる印象です。
視聴者の声と今後の注目ポイント
放送後、SNSでは「犬たちの演技が神がかってる」「将軍が主役にしか見えない」「犬の表情だけで泣ける」といった声が相次ぎました。
特に犬好きの方からは「うちの子にもこんな出会いがあったら…」と感情移入するコメントも。
今後の見どころは、快とソハの関係、そして将軍の身元が明らかになる過程です。
また、将軍が誰を“本当の主人”として選ぶのか──その選択が、登場人物たちの心をどう動かすのかも見逃せません。
まとめ
「初恋DOGs」は、犬を愛するすべての人に響くヒューマンドラマ。
将軍という1匹の犬が、過去と現在、人と人をつないでいくストーリーに多くの視聴者が心を打たれています。
今後もますます深まる“犬と人間”のドラマに、目が離せません。
情報元:清原果耶“愛子”と成田凌“快”、互いの愛犬がつないだ“こじらせ”者同士の出会いにドキドキ<初恋DOGs>