子どもにおすすめの英語絵本を年齢別にご紹介!【母親目線で選びました】
英語教育って、なるべく早いうちから始めたほうがいいって聞くけど…
「何から始めたらいいのか分からない」
「英語絵本ってたくさんあって選べない」
そんなふうに迷っているママも多いのではないでしょうか。
私も、最初は手探りでした。でも、実際に絵本を読み聞かせる中で「これは反応がいい」「これは難しかったかも」といった体験を積み重ねていくうちに、年齢によって向いている絵本の傾向が見えてきたんです。
この記事では、を、母親のリアルな視点でご紹介します。初めての方でも無理なく取り入れられるよう、ポイントや注意点もあわせて解説しますね。
英語絵本を読み聞かせるメリットって?
そもそも、なぜ英語絵本がいいのでしょうか?
- 耳が柔らかいうちに「英語の音」に慣れる
- 親子のスキンシップを取りながら自然に学べる
- 日本語の絵本とは違った表現や文化に触れられる
実際、英語のフレーズを遊びのように楽しむうちに、子どもが自然とマネして発音するようになったことに驚きました。もちろん、最初はぜんぜん聞いてないように見えても、ある日ふとした瞬間にポロっと口にすることもあるんです。
【年齢別】おすすめの英語絵本
■ 0歳〜1歳:リズムと音で楽しむ絵本
この時期は、言葉の意味よりも音のリズムや繰り返しの楽しさが大切です。ママの声で読んでもらうことで安心感も育まれます。
おすすめ絵本:
- “Brown Bear, Brown Bear, What Do You See?”(エリック・カール)
→ 色や動物の名前をリズミカルに繰り返す絵本。赤ちゃんもじっと見てくれます。
- “Brown Bear, Brown Bear, What Do You See?”(エリック・カール)
- “Goodnight Moon”(マーガレット・ワイズ・ブラウン)
→ ゆったりとした語り口で、寝かしつけにも最適。英語が苦手なママでも読みやすいです。
- “Goodnight Moon”(マーガレット・ワイズ・ブラウン)
ポイント:
- カラフルでシンプルな絵
- 単語の繰り返しがあるもの
- 読み聞かせは「1日1回・1ページから」でもOK!
■ 2歳〜3歳:言葉の意味に興味が出てくる時期
このころになると、子どもは「これは何?」「なぜ?」と好奇心が爆発。英語でも物の名前や数、感情表現に興味を持ち始めます。
おすすめ絵本:
- “Dear Zoo”(Rod Campbell)
→ しかけ絵本で、動物が出てくるたびに大喜び。単語数も少なく、すぐに覚えます。
- “Dear Zoo”(Rod Campbell)
- “The Very Hungry Caterpillar”(エリック・カール)
→ 数・食べ物・曜日などが学べる。日本語版との読み比べもおすすめ。
- “The Very Hungry Caterpillar”(エリック・カール)
ポイント:
- しかけやアクション付きが◎
- 生活に近い内容がよい(食べ物、動物など)
- 子どもと一緒に単語を指さしながら読むと、覚えやすくなります
■ 4歳〜5歳:ストーリーを楽しめるように
少しずつ文の構造やお話の流れに興味を持てるようになります。「読む」だけでなく、「一緒に話す・考える」時間が英語学習につながります。
おすすめ絵本:
- “We’re Going on a Bear Hunt”( マイケル ローゼン, ヘレン オクセンバリー)
→ 繰り返しのフレーズでリズムがあり、動作をまねしながら読めるので飽きません。
- “We’re Going on a Bear Hunt”( マイケル ローゼン, ヘレン オクセンバリー)
- “If You Give a Mouse a Cookie”(Laura Numeroff)
→ ユーモアたっぷりで展開が楽しい。因果関係も学べます。
- “If You Give a Mouse a Cookie”(Laura Numeroff)
ポイント:
- ストーリーがあるもの
- キャラクターが魅力的なもの
- 絵と文のリンクが強いと理解が進みやすいです
■ 6歳前後:自分で読む意欲も育つ
ひらがなを読み始めたころと同じように、英語の「読む力」にも興味が出てくる年齢です。親子で交代読みしたり、音読させたりするのも効果的です。
おすすめ絵本:
- “Pete the Cat” シリーズ(James Dean)
→ 繰り返しの多い文章とクールな猫キャラで、読みやすさと楽しさを両立。
- “Pete the Cat” シリーズ(James Dean)
- “I Can Read!” シリーズ(レベル1)
→ 英語学習者向けに設計されたシリーズ。文が短く、音読にも最適。
- “I Can Read!” シリーズ(レベル1)
ポイント:
- フォニックスに配慮した絵本を取り入れると◎
- 読み終わったあと、「好きだったページ」や「面白かった言葉」を話すと記憶が定着しやすくなります
英語絵本選びで迷ったら?母としてのリアルなコツ
1. ママが「これなら読める」と思えるものを
いくら名作でも、親が読んでいてしんどいと続きません…。自分が読みやすいか、音読してみて気持ちがラクか、も大切な判断ポイントです。
2. 「一緒に楽しむ」が最優先!
英語を「勉強」にしないこと。英語絵本はあくまで親子の遊びのひとつ。正しい発音じゃなくても、ニコニコ読んであげればそれでOKです。
3. 図書館やYouTubeの読み聞かせ動画も活用
買う前に試したいなら、図書館や動画サイトの「読み聞かせ英語絵本」がおすすめです。子どもの反応を見て、気に入ったら購入する流れでも大丈夫です。
最後に:英語絵本は「親子の時間」を豊かにしてくれます
英語を早くから教えることよりも、「一緒に楽しむ時間」が英語への興味を育てる。私はそう感じています。毎日の読み聞かせが、英語だけでなく、心のつながりも育ててくれる大切な時間になっています。
少しずつでも続ければ、必ず子どもの中に英語の音や言葉が積み重なっていきます。「これ読んで!」とお気に入りの英語絵本を持ってくる日が、きっとやってきますよ。
ぜひ、今日から気軽に1冊、読み聞かせを始めてみませんか?