「今年こそ英語を!」とアプリを入れたのに、気づけばアイコンがスマホの隅っこで眠っている…そんな経験ありませんか?
実は私もその一人でした。
最初にインストールしたアプリは三日坊主どころか、2日目に通知が来て「今日は疲れたからいいや」とスルー。そのまま1週間後には削除…。
「ああ、また続かない自分だ」と落ち込んで自己嫌悪。スマホの容量だけ無駄に使って終わる、を何度繰り返したことか。
でも、大丈夫。続かないのは「意思が弱いから」ではなく、ちょっとした工夫や仕組みづくりで誰でも乗り越えられます。今回は、40代から英語をやり直したい私たち世代に向けて、アプリ学習が続くコツを体験談を交えてお話しします。
なぜ英語アプリは続かないのか?
まずは「続かない理由」を整理してみましょう。
1. 目標がぼんやりしている
私は「英語が話せたらかっこいいな」くらいの気持ちで始めていました。
でも、目指すレベルが曖昧だと「今日はまあいいか」となりがちです。
2. アプリの設計が合っていない
最初に入れたアプリは、毎日問題を解かないと「連続記録が途切れます!」と通知が来るタイプ。
逆にそれがプレッシャーになって「嫌だから開きたくない」と思ってしまいました。アプリ選びって意外と性格に左右されます。
3. 毎日の生活が忙しい
40代って本当に忙しいですよね。私は子どもの習い事の送迎や夕飯づくりで夜はヘトヘト。
「机に向かって30分」なんて理想にしか思えませんでした。
4. 成果がすぐに見えない
「1週間もやったのに、まだ全然聞き取れない…」
そう思って一度やめてしまったこともあります。英語って本当に筋トレみたいで、じわじわ積み重ねないと結果が見えないんですよね。
挫折しないための工夫(私の実体験付き)
ここからは、私が試して「これは効いた!」と思った工夫をご紹介します。
1. 「1日5分」から始める
以前は「30分やろう」と思っていましたが、それだと続かない。
そこで「寝る前に1レッスンだけ」と決めたら、気づけば毎日触れるようになりました。寝る前に布団でやると、逆にいい眠気も来て一石二鳥でした。
2. 生活の「すきま時間」を活用
私は夕飯の煮込み中にアプリを開いてました。カレーをぐつぐつ煮ながら3分だけ単語チェック。
「ご飯を待つ間に英語」って意外とクセになります。
3. 「やった感」を可視化する
アプリの連続記録を気にするより、私は壁掛けカレンダーにシールを貼る方式にしました。
小学生の娘と一緒にやって、娘が「ママ今日も貼っていいよ!」と言ってくれるのが嬉しくて、続ける原動力になりました。
4. 仲間や家族に宣言する
「今週は毎日アプリやるから!」と夫に宣言すると、不思議と「やらなきゃ」という気持ちになります。
子どもと一緒に発音クイズをやったら、子どものほうが上手くて笑ってしまったことも。でもその笑いのおかげで気負わず続けられました。
私が試した英語アプリと、それぞれの正直な感想
英語アプリって本当にたくさんあって、正直どれを選んだらいいか分からなくなりますよね。
そこで、私が実際に使ったアプリを「続かなかった理由」と「続けられた理由」を交えてまとめました。
① Duolingo(デュオリンゴ)
- 特徴:ゲーム感覚で進められる。問題を解くとポイントがたまってレベルアップ。
- 良かった点:キャラクターが可愛いし、1問1問が短いから気軽にできる。
- 続かなかった理由:連続ログインがプレッシャーになって「今日はできなかった…」と落ち込み挫折。
👉 ゲーム好きな人には合うけど、私は「ゆるくやりたい派」なので逆に負担でした。
② スタディサプリENGLISH(日常英会話コース)
- 特徴:ドラマ仕立てのストーリーで英語を学べる。発音チェックもあり。
- 良かった点:短時間でできるし、ストーリーがあるから「続きが気になる!」という気持ちで進められた。
- 続けられた理由:1レッスン3分なので、料理の合間でもできる。発音判定が出るのも楽しい。
👉 「忙しいけど少しずつやりたい」という人にはかなりおすすめ。私はこのアプリで「ホテルのチェックイン会話」がスッと出るようになりました。
③ NHKゴガクアプリ(NHK語学)
- 特徴:ラジオ講座をアプリで聴ける。昔からの定番。
- 良かった点:放送ベースなので安心感がある。解説が丁寧。
- 続かなかった理由:15分が長く感じてしまい、聞き逃すとそのままやめてしまった。
👉 「ラジオ講座世代」にはなじみやすいけど、私は隙間時間にやるにはちょっと重たかったです。
④ TEDアプリ(TED Talks)
- 特徴:世界中のスピーチを英語字幕付きで見られる。
- 良かった点:生の英語を聞ける。モチベーションが上がる。
- 続かなかった理由:内容が難しい!「理解できない→やめたくなる」になってしまった。
👉 中級以上の方には刺激になるけど、初心者にはハードルが高め。私は「かっこいいけど無理」と感じました。
結論|自分の性格と生活スタイルに合うかどうかが一番大事
アプリを続けられるかどうかは、正直「アプリの質」よりも 自分との相性 です。
- ゲーム感覚でコツコツやりたい → Duolingo
- 忙しい中でも短時間で学びたい → スタディサプリENGLISH
- 丁寧な解説で学びたい → NHKゴガク
- 本物の英語に触れたい → TED
私は結局「短時間でできる」ことが最大のポイントでした。
だから「スタディサプリ」を中心にしつつ、気分転換にDuolingoを使う、という組み合わせが一番しっくりきました。
まとめ|続かないのは普通。でも「自分に合う」を見つければ続けられる
英語アプリは星の数ほどあります。
でも大切なのは「みんながいいと言うアプリ」ではなく、 自分が気楽に続けられるアプリ を選ぶこと。
- ハードルを下げて小さく始める
- スキマ時間を活用する
- 記録を可視化する
- 目的に合ったアプリを選ぶ
この4つを意識するだけで、アプリ学習はぐんと楽になります。
40代からの英語やり直しは、むしろ「目的が明確」だからこそ続けやすい。
「昨日より今日、ちょっとだけ英語に触れた自分」を褒めながら、気楽に続けていきましょう!