ミラノ・コルティナ五輪がついに開幕しましたね!日本時間では7日の早朝という時間帯でしたが、リアルタイムで視聴された方も多かったのではないでしょうか?
今回の開会式、演出の美しさはもちろんですが、SNSでは「解説のヤマザキマリさんが凄すぎる!」と、ある意味で演出以上に(?)大きな話題になっていました。
今回は、そんな熱狂の開会式を振り返ってみたいと思います。
史上初!2都市同時点火で幕を開けた「調和」の祭典
今回の五輪は、2006年のトリノ大会以来、20年ぶり3度目のイタリア開催。ミラノやコルティナダンペッツォなど、複数の都市にまたがる広域開催ということで、聖火台が2か所で同時に点火されるという史上初の演出で幕を開けました。
テーマは「調和(アルモニア)」。
彫刻家アントニオ・カノーバの作品をイメージした幻想的な白い世界が広がり、イタリアらしい芸術性の高いステージが繰り広げられました。
まるで「イタリア版・黒柳徹子」!?ヤマザキマリさんの神解説
この芸術的な演出を、さらに面白く、深くしてくれたのが、NHKでゲスト解説を務めた漫画家のヤマザキマリさんです。
イタリア留学経験があり、イタリア文化を知り尽くした彼女の解説は、もはや「講義」レベルの面白さでした。
* 彫刻への愛:カノーバの彫刻が登場すると「感無量です!」と大興奮。
* オペラの巨匠: ヴェルディ、プッチーニ、ロッシーニの巨大な頭が登場した際は、彼らの功績を分かりやすく説明。
* イタリアの国民的スター: 歌手のラファエッラ・カッラさんが紹介されると、「イタリアの踊る黒柳徹子さんです!嫌いな人はいない」とパワーワードを連発。
視聴者からは「知識量が半端ない」「解説のおかげで解像度が上がった」と絶賛の声が相次ぎ、難しい芸術演出もヤマザキさんの「翻訳」のおかげで、ぐっと身近なものに感じられました。
「わかる」ことで広がる楽しさ、そしてその先
今回の開会式で印象的だったのは、多くの人が「面白かった」以上に「(解説のおかげで内容が)わかって助かった」という反応を示していたことです。
イタリアの深い歴史や芸術は、前提知識がないと少し難しく感じてしまうもの。そこをヤマザキさんが「視聴者を置いていかない橋渡し」として完璧にサポートしてくれたからこそ、これほどまでの盛り上がりを見せたのですね。
一方で、解説が完璧すぎたために「解説そのものが主役」になるという面白い逆転現象も起きていました。
最後に
芸術は「理解しよう」とするのも楽しいですが、時には「よくわからないけれど、なんかすごい!」という直感の余白を楽しむのも醍醐味かもしれません。
皆さんも次に式典を見る時は、あえて一度解説を横に置いて、分からないままの迫力を肌で感じてみるのはいかがでしょうか?五輪の新しい楽しみ方が見つかるかもしれませんよ!
次はどんな競技に注目していますか?
