ドラマ「ラムネモンキー」第1話で、視聴者の心を一気につかんだのが、映画研究部の顧問教師・マチルダこと宮下未散(木竜麻生)失踪事件です。
80年代ノスタルジー全開のヒューマンコメディーかと思いきや、まさかのSF風味、そして人骨発見というミステリー展開。これはただの「懐かしドラマ」では終わらなさそうですよね。
ここでは、マチルダはなぜ失踪したのか?、そして今後の展開につながりそうな伏線を、現時点で整理しながら考察していきます。
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そもそもマチルダとは何者だったのか?
マチルダこと宮下未散は、1988年当時に丹辺市の中学校へやってきた臨時教師。
雄太・肇・紀介の3人にとっては、人生を変えた存在とも言える人物です。
・映画研究部の設立を後押し
・「オタク」と見下されがちだった2人を肯定
・大人でも子どもでもない、どこか浮世離れした雰囲気
この時点で、すでに「普通の教師ではない」空気をまとっています。
さらに決定的なのが、第1話冒頭の衝撃シーン。
「私は私の世界に帰る」「M78星雲、イスカンダルの近く」というセリフとともに、巨大UFOに吸い込まれるマチルダ。
どう考えても現実離れしていますが、これは本当にSFなのか?という疑問が残ります。

UFOシーンは“真実”か“記憶の改ざん”か?
第1話のラストで、人骨発見現場からマチルダのペンが見つかったことで、冒頭のUFOシーンの意味が一気に揺らぎました。
もし本当にUFOに連れ去られたのなら、
・なぜ私物が地中に埋まっているのか
・なぜ人骨が出たのか
この2点が説明できません。
つまり、考えられるのは次の2パターンです。
① UFOシーンは子ども時代の“作られた記憶”
3人の記憶そのものが、何者かによって都合よく書き換えられている可能性。
ショッキングな現実(=殺人や事故)を直視しないために、SF的な記憶にすり替えられたのかもしれません。
② UFOは比喩表現
マチルダが突然「いなくなった」ことを、少年たちなりに理解しやすい形で脳内変換した結果がUFOだった、という見方です。
子どもにとって「大人が突然消える」という現実は、あまりにも残酷ですからね。
どちらにしても、記憶の信頼性が低いという点は、このドラマの大きなポイントになりそうです。
人骨発見とペンが示す決定的な違和感
37年後、建設現場から人骨が見つかり、そこからマチルダのペンが出てきた。
これは偶然では済まされません。
特に注目したいのは、
- 人骨は「事件性不明」とされ、捜査されていない
- 誰かが意図的に“隠した”可能性
- 発見場所が、3人の思い出の地と深く結びついている
という点です。
ここから浮かび上がるのは、
「大人たちによって真相が闇に葬られた過去」の存在。
丹辺市という町自体が、再開発で姿を変え、過去をなかったことにしているようにも見えます。
マチルダの失踪は、個人の問題ではなく、町全体が抱え込んだ秘密なのかもしれません。
「俺たちのせいだ」という雄太の一言の重み
ラストで雄太がつぶやいた「俺たちのせいだ」という言葉。
これはかなり重要な伏線です。
考えられるのは、
- 3人が何らかの形で事件に関与していた
- 子どもゆえの行動が、大人を追い詰めた
- 見て見ぬふりをした、告発しなかった過去
などなど。
直接的に殺したわけではなくても、
「止められたかもしれない」「助けを求めるサインを無視した」
そんな後悔が、記憶の奥底に沈んでいる可能性は高そうです。
白馬という“現代視点キャラ”の役割
現役大学生の白馬は、80年代を「異世界」と表現します。
このキャラクターは、単なる案内役ではなく、
- 客観的な視点で過去を掘り起こす存在
- 3人の記憶の矛盾をあぶり出す役割
を担っているように感じます。
彼女がいることで、
「それ、本当にそうだったんですか?」
という問いが、視聴者にも突きつけられるんですよね。
今後、白馬が新たな証言や資料を見つけることで、3人の記憶がさらに揺さぶられる展開もありそうです。
マチルダは被害者か、それとも…?
現時点ではマチルダは完全に“被害者”の立場ですが、
古沢良太脚本という点を考えると、単純には終わらない気もします。
- 実は町の闇に深く関わっていた
- 何かを告発しようとして消された
- あるいは自ら姿を消した可能性
など、どこかで視点がひっくり返る展開もありそうです。
まとめ:青春の回収=真実と向き合うこと
「ラムネモンキー」は、
失われた青春を取り戻す物語であると同時に、
見ないふりをしてきた過去と向き合う物語でもあります。
マチルダの失踪は、その象徴。
UFOというファンタジーの裏に隠された、苦くて重い現実を、3人がどう受け止めるのか。
笑って懐かしみながら、気づけば深いところをえぐってくる。
そんなドラマになりそうで、今後の展開がますます楽しみですね。
もちろん、主演の反町隆史さん、大森南朋さん、津田健次郎さんという、イケオジと言うのも失礼なくらいの魅力的な俳優さんたちを拝めるのも、楽しみで仕方がありません。
今後、若者代表の西野白馬役福本莉子さんが、三人とどう絡んでくるのか?
本当に殺人事件はあったの?
など、2話以降も、また考察していきたいですね。
引用元:反町隆史、大森南朋、津田健次郎の主演で「イケオジに癒やされる」の声 ミステリー色が濃いラストに興味津々<ラムネモンキー>

