日本テレビの新ドラマ「恋は闇」が、2024年4月16日より放送開始される。主演を務めるのは、志尊淳と岸井ゆきの。完全オリジナルの恋愛ミステリーが展開される本作では、連続殺人事件を追う男女の取材が次第に恋愛へと発展しながらも、疑惑に翻弄される姿が描かれる。
真実を追う2人が、愛と疑惑に揺れる――「恋は闇」のストーリー
主人公の設楽浩暉(志尊淳)は、週刊誌のフリーライターとして取材に奔走する日々を送っている。一方、筒井万琴(岸井ゆきの)はテレビ局の情報番組ディレクターとして、スクープを求めて取材を続ける。そんな2人が出会ったのは、都内で発生した連続殺人事件の現場だった。
真相を追うため、協力しながら取材を進めるうちに、次第に惹かれ合う浩暉と万琴。しかし、事件の核心に迫るにつれて、浩暉には次々と疑惑が持ち上がる。「もしかして、彼が犯人なのか?」――愛と疑念の間で揺れる万琴は、浩暉を信じるべきか、それとも疑うべきか、葛藤することになる。
志尊淳「ハラハラドキドキのラブストーリーに」意気込みを語る
主演を務める志尊淳は、本作について次のようにコメントしている。
「毎回ハラハラドキドキさせる、時には考えさせられるキュンキュンラブストーリーをお届けできるように努力したいです。間違いなく、今まで見たことのない志尊淳をお見せできると思います!」
さらに、7年前に共演した鈴間広枝プロデューサーや小室直子監督との再タッグについて、「お話をいただいた際、とても嬉しかった反面、主演としての責任を感じました」と率直な心境を明かす。「2クール続くドラマに出演することに不安もありましたが、皆さんの熱意を感じたことで、覚悟を決めることができました」とも語り、作品への強い意気込みを見せた。
岸井ゆきの「人を信じることの難しさを描く」ドラマの本質を語る
岸井ゆきのもまた、本作にかける思いをこう語る。
「街を歩き、電車に乗るだけで、あふれる情報の中で本当のことが見えにくくなっている時代に、真実を追求しつつ、人を信じる様子を描いたドラマです。目の前のことだけが真実ではなく、視点を変えることで異なる現実が見えてくると思います」
さらに、彼女が演じる万琴というキャラクターについても言及。「愛する人が連続殺人犯なのか? という大きな事件を軸にしながらも、根本には普遍的な愛や信頼、探求心があります」と説明し、本作が単なるミステリーではなく、より深いテーマを持った作品であることを強調した。
プロデューサーが語る「真実の不確かさ」と豪華キャスト陣への期待
本作のプロデューサーを務める鈴間広枝は、「今、ますます『真実』が不明瞭な時代になってきている」と指摘する。
「ネットの情報だけで、何か分かった気になることがありますが、『もしこれが全くのデタラメだったら?』と考えるとゾッとします。目にしたことが必ずしも『真実』ではないことを、作品を通じて観客の皆さんにも感じてもらえたらと思っています」
さらに、主演の2人についても絶賛。志尊淳については「7年前に共演した時よりもさらに情熱と表現力を増し、頼もしい座長になった」と評価し、岸井ゆきのについては「芯の強さを持ち、圧倒的な演技力で視聴者を引き込むヒロイン像を作り上げてくれると確信している」と期待を寄せる。
「恋は闇」放送は4月16日から!脚本・演出陣も豪華な顔ぶれ
ドラマ「恋は闇」は、毎週水曜日の22時から放送される。脚本を手掛けるのは、「こっち向いてよ向井くん」や映画「余命10年」で知られる渡邉真子。演出には、「3年A組―今から皆さんは、人質です―」の小室直子と鈴木勇馬が名を連ねており、視聴者を惹きつけるストーリー展開と演出が期待される。
“本当のことを言わない”浩暉と、“本当のことを知りたい”万琴――あなたならどうする?
本作は、ただの恋愛ドラマでもなく、単なるミステリーでもない。「真実とは何か?」「愛する人を信じることはできるのか?」といった問いを投げかけながら、視聴者自身にも考えさせる作品となっている。
「自分ならどう行動するか?」と想像しながら、ぜひ志尊淳と岸井ゆきのが織りなす“愛と疑惑の物語”を楽しんでほしい。4月16日、闇に包まれた真実の扉が開かれる――。