千羽鶴を折る内職でいくらくらい稼げる?今でも募集してる?

巷では「折り鶴論争」が起きているようですが、確か東日本大震災の時も、同じようなことがありましたね。

確かに、現地の方々にとっては、「いきなり送られても」となるでしょうし、「そもそも、静かに祈りながら折るだけで気持ちは伝わるので、作ったとしても送ることは無いのでは?」という意見も。

こういうことって、なかなか正解には行き着きませんが、反対意見だったとしても、頭ごなしに否定するのもどうなのか?とも思います。

そんな中、「折り鶴や千羽鶴を作って内職できるって聞いたんだけど」と、最近質問されることが多くなりました。

以前からある内職ですが、ここに来てまた「家でなんとかできる仕事は無いものか?」と探している方が増えたのでしょう。

家計が苦しいから在宅ワークできないか考えている

千羽鶴といえば、入院している人にプレゼントすることで知られていますよね。

私も子供の頃よく作っていました。

千羽鶴を一羽ずつ作って、それを糸でつないでいくというもの。

千羽鶴にメッセージを添えることもあります。

普通の折り鶴の場合、胴体部分を膨らませますが、この場合は胴体部分を折りっぱなしにします。

そうしないとかさばるからです。

折り紙の鶴は子供でも作ることができますが、細かい部分が多いので綺麗に作れるかどうかは器用さにかかっています。

最近では、応援イベントやイベントで成功祈願のために豪華な折り鶴を飾ることもあり、願いが叶うように折り鶴を折ることも。

千羽鶴を折る内職

折り鶴を作るのは簡単ですが、行事などで急に用意しなければいけなくなったり、素人が折るより出来が綺麗という理由でプロにお願いする人も多く、需要もあるんですよね。

そこで求められるのが、在宅ワーカーなんです。

きれいな折り鶴を早く折れるようになれば、そこそこの収入にはなります。

折り鶴の場合は羽を広げた状態ですが、千羽鶴の場合は羽を広げず、針と糸で作った折り鶴に糸を通し、ざっと100羽ずつの束にして千羽鶴を作ります。

折り鶴に糸を通す際には、同じ色が重ならないように注意が必要です。

折り紙の鶴は子供の頃から折っているので簡単に作れますが、千羽鶴に糸を通すのは神経と根気が必要です。

ただ糸を通すだけなので簡単そうに見えますが、結構繊細な作業だし、数が多いので決められた期限内に千羽鶴を作ろうと思うと、かなり集中してやらなければなりません。

社会人になったら折り鶴を作る機会も少なくなりますので、何羽か作って練習してみるのもいいかもしれません。

何事も、やってみないとわからないですから。

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特に千羽鶴を作るとなると、たくさん折らなければならないので、一羽一羽が雑になってしまいがちです。

心を込めて鶴を折ってはじめて千羽鶴と言えるのですから、最後まで丁寧に折る必要があるのです。

まずは、しっかりと折り目をつけることが大切で、羽根がしっかりと折られていると、とてもシャープな印象になります。

折り鶴の顔を折るときは、できるだけ集中して作業しなければなりません。

袖の位置や折り目の位置が合っているかどうかを確認しながら、作業することを怠らないように。

単価がだいたい3円から5円なので、千羽鶴だと1,000個だから最大で5,000円。

そう考えると、「よーし。たくさん折るぞ!」と質より量の気分になりそうですが、そこは「丁寧に」と自分に言い聞かせましょうね。

「鶴なら子供の頃から折ってるから大丈夫!」と思うでしょうが、1,000個となると、きれいに折るのは大変です。

しかも、折るよりも完成してから千羽鶴の糸を通す作業の方が集中力が必要なんですって。

私なんて、鶴を折る前に心が折れそう!←言いたかっただけ

でも、「細かい作業が好き!」「集中力はある方だと思う」なんていう方には合っているかもしれません。

私も、どちらかと言うと、ひとりで黙々と仕事をする方が好きなので、内職も嫌いじゃないのですが、雑な性格と集中力の無さが足を引っ張って、今まで続いたことが無いんですよ。

ということで、もっぱら、パソコンのキーを叩いた仕事をすることに。

誰しも向き不向きがありますから、「やっていて苦にならない」と思えたら、多少単価が安くても良いのかな?と思います。

ただ、折り鶴でも「アート作品」の位置まで近づけたら、単価も高くなります。

ひとつ数万円で売られている折り鶴も見かけるので、どうせ作るなら、そこまで極めたいですよね。

あっ、でも、最初から高く売れることはまず無いので、「千羽鶴の内職あります。高価で買い取ります。」なんていう悪徳業者の手口には、くれぐれも注意してください。