ドラマ『いちばんすきな花』の第6話が2023年11月16日(木)に放送されました。
今期一番好きなドラマであり、ハマっていると言えるのですが、細かく見れば見るほど「人の感情って複雑」と、今更ながら思ってしまいます。
4人が惹かれ合うのは、価値観が合っているからなのか?
それとも、夜々が椿を、紅葉がゆくえを好きという恋愛感情も含めてのことなのか?
まだわかりませんが、少しづつ紐解かれてきたような気がします。
この記事では『いちばんすきな花』第6話のネタバレ感想をまとめました。
「いちばんすきな花」第6話の感想
前回5話までのあらすじ・結末を振り返ります!
第5話のあらすじ
“朝、佐藤紅葉は春木椿の家で目を覚ます。
前の晩、椿の家で酒を飲み、そのまま寝てしまったのです。
そんな紅葉を、椿は朝食を用意して、優しくバイトに送り出します。
その後、紅葉は深雪夜々に呼び出され、夜々から潮ゆくえのことを好きかどうか尋ねられます。
さらに、夜々がゆくえの家に泊まったことを知り、動揺する紅葉。
これは、嫉妬なのかな?
一方、インテリアショップでカップを選んでいたゆくえは、赤田鼓太郎と妻の峰子に出くわして、新しい友だちができたことを告げます。
そして、紅葉が、昔の友だちの篠宮くんから仕事の依頼を受けるシーンでの展開が、第5話の要となっています。”
主な登場人物たちについて
潮ゆくえ(多部未華子)
春木椿(松下洸平)
深雪夜々(今田美桜)
佐藤紅葉(神尾楓珠)
潮このみ(齋藤飛鳥)
春木楓 (一ノ瀬颯)
望月希子(白鳥玉季)
穂積朔也(黒川想矢)
相良大貴(泉澤祐希)
小岩井純恋(臼田あさ美)
赤田鼓太郎(仲野太賀)
赤田峰子(田辺桃子)
篠宮(葉山奨之)
【いちばんすきな花】第6話のあらすじ&感想
椿(松下洸平)の家では、ゆくえ(多部未華子)と夜々(今田美桜)、紅葉(神尾楓珠)がリビングを掃除している最中、洗い物を終えた椿がキッチンからやってきて、「ゴミ袋の入れ物をゴミ袋にしたのは誰?」と尋ねました。
どうやら、気になるのはゴミ箱にセットされている袋のサイズが小さすぎることのようです。
椿とゆくえは明らかに小さい袋をセットしたことについて話し合っている最中、夜々と紅葉が目を合わせ、お互いの考えを理解しました。
別の日、春木家では、1人暮らし向けの物件情報を見ていた椿が、リビングでくつろいでいる3人に、「この家にいるのも飽きてしまうだろう」と言い出しました。
しかし、ゆくえ、夜々、紅葉はそれぞれに居心地の良さを感じており、椿の思いがなかなか伝わらないようです。
そこで、椿は4人でバーベキューでもしないかと提案しますが、ゆくえたちは家から離れたくないようでトランプをすることにしました。
そんな3人に対して、椿はゲームがしたいならゲームセンターに行こうと提案します。
「この、ゲームセンターでホッケーゲームをしている4人が、本当に楽しそうでしたね。今まで、ゲームセンターに対して、良いイメージが少しも無かった人たちが、思いっきりはしゃいでいる姿に、なんだか、社会の不条理のようなものを感じてしまいました。」
「いちばんすきな花」第6話の感想
一方、後日、椿の家には思いがけない人物が訪れることに。
なんと、ゆくえの「元カレ」じゃなくて「元友」の赤田が、保険の勧誘のために、春木家を訪れるのです。
あろうことか、そこに、ちょうどゆくえがやってきて…..
ちょっとした修羅場が展開されるんですよね。
このシーン、ちょっとハラハラもしたんだけど、赤田は結婚しているわけで幸せそうだったのに、まだそこまでゆくえに執着していることにびっくり!
確かに、男性の一人暮らしの家に、いかにも親しげな様子で入ってきたゆくえを見たら、「何がどうなってるんだ?」と思うでしょうが。。。
それでも、「この男に騙されてるんじゃないか?とか、去り際の「潮の恋愛遍歴全部知ってますけれど、春木さん、ぜんぜん潮のタイプじゃないですよ!」は、言い過ぎですよ。
やっぱり、赤田はゆくえに恋愛感情を抱いていたのでは?と思ってしまいます。
その後の4人での会話では、「友達でも嫉妬はする」という話しても出ていましたが、赤田の取り乱し方を見る限り、友達とは思えないですね。
ゆくえが「友達」と線引きしていたことで、赤田は、自分の恋心に蓋をしていたのでは?とまで考えてしまいます。
その辺も、今後明らかになるのでしょうか?
【いちばんすきな花】第6話の名言!名シーン
●「男女の友情は成立するかって質問だと、みんな自分はこうって自己主張ばかりするでしょ。それがね、もうそういうことなんだよ。恋愛より友情のほうが、なんか、扱いが軽い。恋愛の話には慎重なのに友情のことになると無意識に他人の価値観否定しちゃってる」
ゆくえが、バスの中で、夜々に言った言葉です。
「いちばんすきな花」第6話ネタバレ感想
確かに、「男女の友情は成立するか?」と議論する時点で、「成立しない」ことを前提としている気がします。
男女が交際するときにも「最初はお友達から」なんて言いますものね。
「友達」というのは、ただの知り合いではなく、深くわかり合っているという意味だとしたら、特に男女間では成り立ち難いと思ってしまいます。
「男女で友達なんていう人の気持がわからない」という人も居るでしょう。
「恋愛より友情のほうが扱いが軽い」ということについては、何も男女間に限ったことではありません。
特に結婚した女性だと、「女友達と頻繁に会う」なんていうことは許されなくなってしまうし、彼氏を作った時点で、友情が壊れてしまうことはよくあります。
本当は、恋愛と友情は切り離したいのに、どちらかに決める選択を余儀され、恋愛の方が尊いという呪縛に縛られてしまう、という。
●「その優先順位に自分の気持ち入れ忘れてんだよ。ちゃんとエントリーして」
これは、「誰の気持ちを優先するかっていう優先順位の問題」と言う椿の思いに、弟の楓(一ノ瀬颯)が兄に言ったセリフです。
弟は、ちょっとシニカルなところもあるけど、兄の代わりに花屋を継いだりと、優しい人なんですよね。
兄の椿のこともよく見ています。
多分、椿は、この言葉に背中を押されたこともあって、「引っ越し」を決意したのでしょう。
【いちばんすきな花】第7話の予告から次回考察
椿が「引っ越すことにしました前に住んでた方が 買い戻したいって」
ゆくえが「わがままですね」というシーンがあり
「前に住ん でた人が悪い感じになってるのちょっと腑 に落ちない」という紅葉のセリフ。
美容室に訪れた椿に「私が純恋さんの代わりにな るってありますか?」という夜々。
ゆくえは「もうちょっとここに 集まりたかったなって、そういうモヤモヤでしょ 」と言っています。
さらに、夜々が「4人では会いたいです。2人組がうまくいか ないのは別問題です。」と。
最後は、椿の「紅葉君の探してる人ってさ」という意味深な言葉。
ここから想像するに、次回は、椿が引っ越すことになって、バラバラになりかけている4人が、4人の関係性を保つためにどうすれば良いのか?を探る回になるのかな?
それと、紅葉が探している人=数学の先生で以前椿の家に住んでいた=ゆくえの友達美鳥も椿の家の近くに住んでいて引っ越した
引っ越し-「いちばんすきな花」第6話ネタバレ感想
ということから、紅葉が探している人が、ゆくえの友達美鳥である可能性が高いです。
というか、ずっとこのドラマを見ている人なら、「美鳥で間違いない」とまで思っているでしょう。
その美鳥が、東京に戻ってくるということは、椿の家を買い戻したいと言っているのも美鳥でしょうから、次回以降、出てくる可能性が高いわけです。
そうなると、この役を演じるのは誰?と思うし、すでに想像している方まで居ます。
私としても、興味津々で、「川口春奈さんということは無いよね。」とかまで考えて、ひとりで「ナイナイ」と突っ込んでみたり。
いずれにしても、美鳥さんが登場すれば、4人の関係にも変化が現れ、もしかしたら壊れてしまうのでは?なんていう悪い想像までしてしまいます。
4人が、良い関係で居られるための、スパイスのような存在になってくれれば良いのですが。