トレンドブログというのは、アフィリエイト目的で今話題になっている記事を書くことです。
アフィリエイターが記事を書くこともあるけど、外注さんに書いてもらっている人が多いのも事実。
この記事にもあるように、ライティングの在宅仕事に応募するのは、私のような主婦が多いため、指示書の通りに記事を書いていくのですが・・・
クライアントとしては、どうしてもPVを増やすために、目立つタイトルを要求してきます。
例えば、ヤフーニュースでも見られるような、ちょっと釣りのようなタイトルとか。
俳優さん同士の舞台挨拶の話題であっても、「仲が悪いんじゃないの?」と思わせるような書き方をしたり、逆に「この人達付き合ってる?」と言う記事だったり。
さすがに、断定的な書き方はしないけど、あたかも不倫しているみたいな書き方だと、「そんなこと書いて大丈夫?」と思ってしまいます。
また、目立つために過激なタイトルを付け始めると、事件を記事にする場合など「この男性が犯人では?」なんて、名誉毀損で訴えられるようなことまで書いてしまうことも。
そこまでの問題が無くても、外注さんに渡す仕様書には、記事テンプレートが付いていて、内容をちょっと変えるだけで、何通りもの記事が書けるようになっていたりするんですよ。
確かに、アフィリエイト記事を書いたことも無い、一般の主婦の方に書いてもらうには、共通する型がある方が楽です。
結果、ある芸能人の検索結果が、「○○の学歴は?今まで付き合った女性は?」なんていう同じようなタイトルが、ズラズラっと並ぶことに。
私も、トレンドブログ記事の依頼は受けたことがあるのですが、その時は「自分の感想を主に書いてください」と言われたので、そこまで他と同じような文章にはならなかった、と思うのですが。
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それでも、検索する立場になった時には、あまりにも内容の無い記事が多くて、「なんだかなー」と思ったことは何度もあります。
検索汚染とまで言われてしまうと、反論したくもなりますが、量産していかにアクセスを増やすか?の競争になってしまうと、トレンド記事自体が「要らないもの」とされてしまうでしょう。
きちんと調べて、自分の言葉で書かれている文章もあるので、「すべてが悪」とは思わないのですが。
もし、ライティングの仕事として「トレンド記事作成」を見つけたら、検索汚染になるかもしれない、ということは、頭の隅に置いておいた方が良いでしょう。
あくまでも、ライティングの仕事は、「人の役に立つ記事」を書くことですから。