夏を楽しもう!おすすめ絵本ランキング6選

夏におすすめの絵本は? 絵本

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絵本の魅力

絵本は、子どもから大人まで幅広い年齢層に愛される文学の一形態です。

文章だけでなく豊かなイラストが物語を彩り、視覚的に楽しむことができます。

物語の中で登場するキャラクターや風景は、想像力を掻き立て、読者を別の世界へと誘い、親子のコミュニケーションツールとしても優れていることはよく知られています。

一緒に読むことで絆を深めることができるでしょう。

夏におすすめの絵本は?

夏に絵本を読む楽しさ

夏は暑い日差しの中で外で遊ぶのも楽しいですが、涼しい部屋で絵本を読むのもまた格別です。

特に、夏をテーマにした絵本は、季節感を感じながら読むことができ、さらに楽しみが広がります。

夏の絵本には、クワガタ捕りや、友だちとの交流、花火大会などの夏ならではの風景が描かれているので、子どもたちは自分の夏の経験と物語を重ね合わせて読むことができますね。

また、お昼寝前や夜の読み聞かせにもぴったりで、家族で穏やかな時間を共有することも。

ここで、夏におすすめの絵本をご紹介します。

1.なつのいちにち

作:はたこうしろう

はたこうしろうさんによって描かれた「なつのいちにち」は、暑い夏の日の一日を過ごす楽しさを伝える絵本。

作者の体験を基にした作品であり、子どもたちがクワガタ捕りをしたり、自然と触れ合ったりする夏の魅力的な体験が色鮮やかに描かれています。

「なつのいちにち」おすすめポイントとストーリー

「なつのいちにち」の最大の魅力は、そのリアルで生き生きとした描写です。

夏の特有の風景や体験が細かく描かれ、読者はまるで自身がその場で体験しているかのような気持ちになります。

たとえば、子どもたちがクワガタを捕るシーンや川で遊ぶシーンなど、夏の遊びが心に響きますね。

また、夏の風物詩であるセミの鳴き声や風鈴の音、日焼けや麦茶の涼しさなど、細部にわたる描写が子ども時代の夏らしさを見事に表現していると言えるでしょう。

夏休みに家族や友だちと過ごす楽しさが伝わり、大人でも懐かしい気持ちになること間違いありません。

「なつのいちにち」は、夏の風景や子どもたちの遊びを魅力的に描くだけでなく、夏が訪れる喜びやその一日一日の貴重さを思い出させてくれる、心温まる絵本です。

夏休みに是非一読をお勧めしたい作品。

2. あつい あつい

作:垂石眞子

垂石眞子さんは、温かみのある絵と繊細な描写で知られる絵本作家です。

彼女の作品は、子どもたちにとって身近なテーマを扱いながらも、その中に深いメッセージを込めることで定評があるのです。

「あつい あつい」おすすめポイントとストーリー

『あつい あつい』は、暑い夏の日をテーマにした絵本。

暑い夏の日、ペンギンは涼しい場所を探して日陰で休むが、それがアザラシの影でした。

アザラシも暑さに悩まされており、二匹は涼しい場所を求めて共に旅を続けます。

途中でカバやゾウが仲間に加わり、みんな疲れ果てるけど、ついに波の音を聞き、広い海にたどり着きます。

最後に、みんなで海にザッパーンと飛び込むという、夏にぴったりの物語。

3. ひまわり

作・絵:和歌山静子

この絵本は、「ひまわり」という夏の象徴的な花を通じて、季節の移り変わりや成長を感じさせる作品です。

和歌山静子さんが描く暖かくて優しい世界が広がっています。

彼女の絵は色鮮やかで、ひまわりの生命力を見事に表現しています。

「ひまわり」おすすめポイントとストーリー

「ひまわり」は、小さな種から始まります。

その種が芽を出し、太陽に向かってぐんぐん伸びていく姿が描かれています。

読者はひまわりの成長を通して、自らの成長や周囲の自然との関わりを感じることができるのです。

ひまわりの種から花が咲き、種ができる過程を描いた絵本で、同じ言葉の繰り返しが特徴ですが、ひまわりの成長に伴い、文字が大きくなり、ついつい読み聞かせる時の声も力強くなります。

力強いタッチの絵が印象的で、懐かしさを感じさせる作品でもあります。

4. なつのおとずれ

作・絵:かがくいひろし

「なつのおとずれ」の作・絵を担当したのは、かがくいひろしさんです。

彼の作品は、独特の温もりと共感を呼ぶ描写が特徴で、子どもから大人まで幅広い層に親しまれています。

この絵本もその例に漏れず、ユーモアを交えながらも細やかな描写と色彩が魅力的です。

「なつのおとずれ」おすすめポイントとストーリー

象予報士が梅雨明けを予測すると、太陽が夏を知らせる準備を始めます。

メロンやスイカ、セミなどの夏の風物詩たちが次々と登場し、夏に向かって駆け出します。

しかし、突然現れた大きな黒い雲が激しい雨や雷をもたらし、夏の到来を迎えます。

この作品は、梅雨明けから夏までの過程をユーモアを交えて描いた作品で、お子様の受けも良いでしょう。

5. はなび ドーン

作:カズコ・G・ストーン

カズコ・G・ストーンは、アメリカ在住の日本人絵本作家で、多文化的な観点から物語を描くことに定評があります。

「はなびドーン」おすすめポイントとストーリー

この絵本は、赤ちゃんと花火の組み合わせをテーマにしており、花火の美しさや楽しさを繰り返しのリズムで表現しています。

ページをめくるたびに色や音が変わり、視覚的にも聴覚的にも子どもたちを楽しませる工夫が施されています。

カズコG・ストーンのあかちゃん絵本シリーズの第4弾で、動物や食べ物、ママの描写はないものの、赤ちゃんの関心を引きつける魅力があり、読み手にも楽しさを提供することが人気の理由とされています。

カズコ・G・ストーンの繊細なイラストは、花火の一瞬の輝きを見事に捉えています。その光と色の鮮やかさは、ページをめくるごとに子どもたちの心を奪います。

また、絵本の中で感じられる「ドーン」という音の表現がリアルで、実際に花火大会に参加しているかのような臨場感を楽しむことができます。

6. トマトさん

作:田中清代

「トマトさん」おすすめポイントとストーリー

「トマトさん」は絵本作家、田中清代さんが手がけた魅力的な絵本です。

夏のある日、熟れたトマトが地面に落ち、憂いを帯びた表情をしています。

近くの小川ではミニトマトたちが楽しそうに水に飛び込んでいる音が聞こえるのに、動けないトマトは暑さに耐えているのです。

しかし、虫たちが助けに来て、トマトはついに水の中に飛び込むと、気持ちよさそうな表情を浮かべます。

トマトさんが、絵本全面に大きく描かれていて、ものすごい存在感を醸し出しています。

また、トマトのキャラクターは独創的で魅力的であり、見る者を引きつける存在感があります。

トマトだって暑いし、みんなと一緒に涼しい小川で泳ぎたいんだ、ということを想像しながら読むと、より楽しさが増しますね。