“のんびりなかい”の絵本「ピンポンパンポンプー」がついに出版される!

絵本好きとしては、ずっと注目していた、キャラクターデザイン・劇団ひとり、監修・中居正広、脚本・古市憲寿で作る絵本プロジェクトですが、先日やっと題名が決まった、というニュースを見て、おおっついに発売?と喜んだのですが・・・

中居くんの絵本ついに出版!

そもそも、この企画。

新型コロナウイルスの流行で外出を控えるようになった4月に、劇団ひとりさんが自宅で3Dプリンターを購入し、それを使って"のんちゃん"や"ビリーくん"などのキャラクターのロゴや、中居くんが社長を務める"のんびりなかい"の新事務所のグッズなどを次々とプリントしていったのが始まり。

その流れで「絵本を製作」ということになったようですが、そんなゆるーいグッズ製作から始まった一大プロジェクトなので、なんとも危なっかしい感じはしてました。

それでも、何度も打ち合わせを重ね、出版社はマガジンハウスに決定し、脚本の内容やキャラクターデザインも決まり、あとはラフドラフトと表紙のデザインというというところまでトントン拍子に出来上がっていったのですね。

とはいえ、この時点で絵本のタイトルはまだ決まっていません。

会社の命運がかかっているプロジェクトなのに、社長である中居くんは一切会議にも呼ばれておらず、この異様な状況に不満を持っていた(らしい)。

そんな不穏な空気を察知してか、9月中旬に行われていた会議ではひとりさんから中居くんに「絵本のタイトルを付けること」という宿題を出されていたのです。

これは張り切りますよね。

で、番組内で中居くんがついに絵本タイトルを発表する日。

フリップに書かれたそのタイトルは「♪ピンポンパンポンプー」

この日まで、古市さんもひとりさんも知らなかったのですが、このタイトルには一同唖然。

のんちゃんとびりーくんがケンカしながらも仲間の大切さに気づく「友情」というテーマからは想像も付かないタイトルですから。

これには、「中居くんが選んだタイトルには、文句は言わない」と約束していた古市さんもひとりさんも納得できない様子でした。

「じゃあ、来週にでもまた話そうかな。他にも考えてもらっていいですか?」と言い出す始末。

「これは完全に却下か?」とスタジオが爆笑に包まれる中、中居くんは絵本のタイトルを決めた理由について、淡々と語り始めました。

「特に理由はないですよ。ただ降りてきただけなんですけどね」としながらも、「ハッピーチャイムというか、おまじないですね」と意図を説明。

曲があったら、歌詞にこういうフレーズがあったらいいなと思います」と。

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確かに、友情とは結びつかないけど、絵本のタイトルという観点から見たら、「♪ピンポンパンポンプー」は悪くないかも、

歌詞として考えれば、この言葉が何度も出てくる曲だと、親しみやすいしすぐに覚えられます。

小さなお子さんも読む絵本ということを考えても、「♪ピンポンパンポンプー」は良いのでは?

そしたら、出版社「マガジンハウス」の編集長も「一度聞いたら忘れないし、子どもたちが声に出して言いたくなるような言葉遣いがいい。いいタイトルだと思います」と絶賛し、「タイトルから内容を連想できない。いいタイトルだと思うし、子どもが言いそうな響きがいいと思う」とビデオメッセージでコメントしていたんですね。

さすがはプロの目は違います。

これには、古市さんやひとりさんも、渋々このタイトルを認めざるを得ないでしょう。

絵本「ピンポンパンポンプー」の発売日は来週発表されるそうです。

絵本プロジェクトの歩みをテレ朝公式YouTubeで配信中なので、のぞいてみると、より良く理解できると思いますよ。

ゆるーい企画のようだけど、ひとりひとりが真剣に取り組み、良い絵本にしようとしていることは、とてもよくわかります。

ひとりでも多くのお子さんやお母さん、お父さん、いやすべての人達に手にとってもらえるといいなー