朝ドラ「舞いあがれ」以来、赤楚くんから目が離せない感じです。
「ペンディングトレイン」が終わったばかりで、白浜さんロスになっていますが、7月から始まる新ドラマの話題で、少し元気になったかな?
新ドラマ「こっち向いてよ向井くん」(日本テレビ系、7月12日スタート)は、恋に悩む男性の役ということで、ラブコメ要素たっぷりなドラマという感じでしょうか?
それとも、昨今の結婚しない男性の問題点とかも、ビシビシ指摘されて、社会問題も斬るみたいになるのか?
いずれにしても、楽しみなドラマです。
赤楚衛二さんと言えば、私が一番印象に残っているのは、「彼女はキレイだった」で演じていた、樋口拓也というファッション誌編集部員の役なんですよね。
最終的には振られる役なんだけど、さり気なくヒロインの愛(小芝風花さん)をフォローしたり、激励したり、時には、中島健人さん演じるヒロインの幼馴染である長谷部宗介をライバル視しながらも、二人の恋愛を後押ししたり、と。
とにかく、「あー、こんな男性が近くに居たらなー」と思えるような役どころだったんですよね。
だからもう、きっと赤楚さんもこんな性格なんじゃないか、とまで思えてきて、一人で熱くなったりして観てました。
樋口拓也は、陽気で優しくてムードメーカーなんだけど、人に言えない孤独を抱えていたんですよね。
その辺の役どころも、赤楚さんにピッタリ合っていたような。
あっ、もちろん、中島健人さんも、ちょっとツンデレなところがカッコ良かったですけど。
ここでちょっと赤楚衛二さんの過去の作品について調べてみました。
赤楚衛二さんは、2015年からテレビドラマに出演しています。
代表作としては、『仮面ライダービルド』で仮面ライダークローズを演じたことや、『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』(チェリまほ)で単独ドラマ初主演を果たしたことが挙げられます。
マイナーな作品としては、『模倣犯』や『オトナヘノベル』などの単発ドラマに出演したことや、『科捜研の女』や『美食探偵 明智五郎』などの人気シリーズにゲスト出演したことがあります。
で、やっと新しいドラマの話になるのですが、「こっち向いてよ向井くん」の向井くんについて
「向井くんは、Tシャツメーカーで働く社員として、仕事に情熱を持ち、同僚や上司からの信頼も厚かった。
しかし、仕事に追われる毎日の中で、向井くんは自分自身の気持ちを置き去りにしていることに気がつく。
友人たちや家族が結婚や子育てをする中で、向井くんは一人きりで過ごす時間が多くなり、「恋愛をしてみたい」という思いが芽生えた。
偶然、出会った女性と話をしていて、向井くんは初めて自分の心に素直になることができた。
その女性との出会いをきっかけに、向井くんは「恋愛の仕方」を改めようと決意した。
しかし、どんなに頑張っても、女性からは好意を寄せられない。
向井くんは悩み、自分の何が間違っているのかと考え込んでいた・・・」
と、原作の「FEEL YOUNG」(祥伝社)で連載中の、ねむようこ氏による同名漫画では、こんなストーリーになっています。
ただ、ドラマではストーリーも設定も変わるでしょうから、「恋愛の仕方がわからなくて悩む青年」という軸だけを頭に入れて、あとは「ドラマを楽しむぞ」というスタンスで良いと思います。
そんな恋に悩む向井青年に、何かと恋愛のアドバイスをしたり相談に乗ったりするのが、波瑠さん演じる坂井戸洸稀なんですって。
元カノの藤堂美和子(生田絵梨花さん)のことを10年引きずっているという設定もあるので、時には三角関係的なこともあるのか?
それとも、友人のままなのか?という見どころもありますよね。
波瑠さんは、坂井戸洸稀について「向井くんの相談相手で友人という、ふわっとした関係性も大人ならではなのかな?洸稀は、時に親身に相談に乗ったり、たまには辛辣なことを言ったりと、自分の気持にも正直になりながら、彼女なりに向井くんに寄り添う形なのかもしれません。」と言っているので、恋愛要素が全く無いとは言い切れない、と解釈しました。
また、「みんながそれぞれの立場で頑張って生きているところを見て、頑張ろう!と思ってくれたら嬉しい」ということなので、この行きにくい世の中で、不器用で正直、そしてちょっと気が弱い人たちが、どうやって生きていけばよいのか?と考えさせられるシーンもあるのでしょうね。
ということで、私にとって「こっち向いてよ向井くん」は、7月期のドラマの中でも、「見なければいけないドラマ」の上位になることでしょう。