在宅ライターの仕事をするのに資格があったほうが有利?
在宅ライターの仕事は、年々「仕事がしたい人」が増加して、なかなか仕事にありつけない人も多くなってきました。
そうなると、「何か資格を持っていた方が有利?」とか「通信講座を受講した方が良いの?」と思うかもしれません。
在宅ライターに限らず、在宅ワークを始めるために通信講座を受講すれば、求人が出やすくなり、在宅ワークの仕事をたくさんもらえると思っている方も多いと思います。
しかし、残念ながら、通信講座を受講して修了したからといって、資格を持っているからといって、在宅ワークの仕事がたくさんもらえるわけではありませんし、応募する際に有利になるわけでもありません。
もちろん、何のスキルもなく、パソコンの操作もままならない人が、パソコンを使った在宅ワークをしたいと思って、通信講座を受講して基本的なパソコン操作を学ぶというのであれば、話は別です。
街のパソコン教室などで、基本的な使い方を教えてもらうのも良い方法ですよね。
資格を取ってもあまり役に立たないこともある
しかし、在宅ワークの資格と呼ばれる通信講座はたくさんありますが、あまり役に立たないケースが多いです。
在宅ワークの通信講座を受講した人が、講座を修了した後に仕事に就くことができる通信講座もありますが、実際にはもう少し専門的な技術が無いと仕事にしか就けないケースもあり、すぐに仕事をもらえることはあまり無いでしょう。
在宅ワークを始めたいから先に通信講座を受けないと採用されない、と思っている人はそうではないかもしれませんので、よく考えてから受けた方がいいでしょう。
もちろん、先ほども言ったように、全く知識がなくても自分のためになる講座であれば受けてもいいのですが、在宅ワークのためだけに講座を受けることを考えた方がいいかもしれません。
つまり、「技術を身につけるため」に通信講座を受けるのなら良いのですが、「終了すれば仕事がもらえる」という謳い文句に誘われて受講するのは、止めておいたほうが良いでしょう。
中には「在宅ワークの仕事を紹介するから、通信講座を受けてください」という名目で、高い受講料を請求する悪徳業者も存在します。
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結局は資格よりも実力があるかどうかで決まる
在宅ライターやテープ起こし、データ入力などの在宅ワークに採用されるかどうかは、資格があるかどうかで決まるのではなく、あなたの実力次第です。
独学で在宅ワークに必要なスキルを身につけている人はたくさんいますし、通信講座を受講していなくても在宅ワークの仕事を得ている人はたくさんいます。
私も在宅ワークをしていますが、資格は持っていませんし、実際に採用されるかどうかはクライアントの試験で決まります。
ただ、「何も知識の無い状態では、試験に受かる自信がない」ということなら、自分に自信をつけるためにも、ユーキャンなどの通信講座で勉強するのも良いことだと思いますよ。
あとは、実際に「簿記3級」など、一般的に認められている資格を取って、帳簿記入などの仕事をこなしながら、ライターとしても活躍するなんていうのも、一石二鳥で賢い通信講座の受け方では無いでしょうか?
実は、私も、「あまりにも仕事がもらえないから、ライターの通信講座を受けようかな?」と思ったことがあるのですが、その前に取得していた英検の方が、ライターとして役に立ちましたから。
「勉強することは大事だけど、仕事をもらうために限定してはいけない」ということなのかもしれませんね。