私も、絵本翻訳には関心があり、実際に翻訳講座で勉強したこともありました。
ただ、講座自体は楽しかったのですが、「絵本翻訳家」としてやっていける自信がどうしても持てなくて、挫折したんですよね。
そこで、実際に絵本翻訳を仕事にしている方のインタビューをまとめてみました。
こんにちは、絵本翻訳家のあやかです。
今日は、在宅で絵本翻訳の仕事をするにはどうすればいいか、私の経験とアドバイスをシェアしたいと思います。
絵本翻訳というと、子ども向けのやさしい言葉で書かれた本を日本語に訳すだけだと思われがちですが、実はそうではありません。
絵本翻訳には、以下のようなスキルや知識が必要なんです。
● 原文の意味やニュアンスを正確に理解する
● 日本語の読みやすさや響きに配慮する
● 絵と文字のバランスやレイアウトに気をつける
●文化的な背景や差異を考慮する
●子どもの心に響く言葉を選ぶ
これらのスキルや知識を身につけるには、絵本翻訳の専門的な教育や資格は必要ありませんが、以下のようなことをしておくと役立ちます。
●多くの絵本を読む
●翻訳の勉強や練習をする
●翻訳家や出版社とのネットワークを作る
●自分の作品を公開してフィードバックを得る
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在宅で絵本翻訳の仕事をするには、まずは自分の作品を作ってみることからはじまります。
自分で好きな絵本を選んで翻訳してみたり、オリジナルの絵本を書いてみたりしてください。
そして、自分の作品をブログやSNSなどで公開して、読者からの反応やコメントを見てみましょう。
自分の翻訳力や表現力を高めるだけでなく、翻訳家や出版社とのコネクションを作るチャンスにもなります。
在宅で絵本翻訳の仕事をするメリットは、自分の好きな時間や場所で仕事ができることですが、やはりデメリットもあるんですよ。
例えば、
● 仕事量や収入が不安定である
● 編集者や校正者とのコミュニケーションが難しい
● 孤独感やストレスがたまる
これらのデメリットに対処するには、以下のようなことが必要です。
● 仕事を探すために、SNSなどを使って積極的にアピールする
● 納期や報酬などの契約条件を明確にする
● 編集者や校正者との連絡手段や方法を確認して、より密に連絡が取れるようにする
● 他の翻訳家やクリエイターと交流する
● 休息や趣味などでリフレッシュする
在宅で絵本翻訳の仕事をすることは、夢ではありません。
しかし、それは決して楽なことでもないのです。
絵本翻訳に興味がある方は、まずは自分で挑戦してみてください。
そして、自分の作品に自信が持てるようになりましょう。
最初は難しいと思っていた翻訳も、数をこなしていくうちに、自分の表現をいかにうまく描いてある絵に乗せるか?がわかってくるのです。
目の前に居る子どもに読み聞かせるように、流れるような言葉で、無駄を省いた簡潔な文章と、わかりやすい表現を目指して、一歩づつ努力することで、絵本翻訳家として、みんなに認知される未来も、そう遠くは無いでしょう。