咳で骨折?風邪が原因で肋骨骨折した経験談

咳のし過ぎで、骨にヒビが入ったっていう話は聞いたことがあるのですが、まさか、自分がそうなってしまうとは!

今日は私が咳が原因で肋骨骨折した経験談をシェアしたいと思います。

信じられないかもしれませんが、本当にあったことなんですよ。

咳で骨折?

 

先月、私は風邪をひいてしまって、ひどい咳が出るようになりました。

みなさんもご存知のように、私はもともと喘息持ちなので、喘息に移行したら嫌だな、と思っていたんですよ。

熱が出て喉も痛くなってきたので、「いよいよ発作が出る?」と覚悟していたのですが、とりあえず熱はすぐに下り、咳だけが残っている状態でした。

そしたら、今度は味覚や臭覚に異常が出てきて。

食欲は一応あるんだけど、食べ物の味がわからないので美味しくないし、匂いもしないから、焦りましたよ。

「え?コロナ?ついに来た?」という感じで。

急いで、発熱外来を予約して診てもらったんですが、幸いコロナとインフルの検査は陰性でした。

ただ咳がひどいので、レントゲンを撮ってもらったら、なんと肺炎!

しかも、気管支炎も伴っていたので、咳がひどかったんですね。

抗生物質やステロイドの吸入器を処方されましたが、それでも咳は治まりませんでした。

ある日、私は在宅での仕事中にまたひどい咳き込みに襲われたんです。

その時、突然胸に激痛が走り、息も苦しくなって、立っていられなくなったんです。

家族に助けを求めて、救急車で病院に運ばれました。

コロナの検査は陰性だった

そこでレントゲンを撮ったら、なんと肋骨が2本も骨折していることが分かりました!

医師によると、咳の力が強すぎて、肋骨に負担がかかりすぎたのだということ。

私は驚きとショックで言葉も出ませんでした。

肋骨骨折の治療は基本的に安静にしているしかありません。

痛み止めや湿布を使っても、少しは良くなるもののあまり効果はありませんでした。

唯一、胸に付けるサポーターだけは、付けるとかなり痛みが緩和されたので、何とか仕事も続けていたんですよね。

だけど、少し良くなったかなと思うと、咳をするたびに胸がズキズキして、泣きたくなるほど。

ついに仕事も家事もできなくなり、寝ているしかなかったのですが、家でじっとしているのも退屈でストレスが溜まりました。

肋骨骨折は完治するまでに一ヶ月くらいはかかると言われましたが、私にとっては「永遠にこの痛みとさよならできないのでは?」と思うくらい。

だけど、一ヶ月も経たないうちに、幸いにも、気管支炎は徐々に良くなっていきました。

咳も少なくなったので、胸の痛みも和らぎ、肋骨骨折も完治しました。

今ではすっかり元気になりましたが、あの経験は忘れられません。

在宅の仕事が楽しくなれば家事も楽しくなる

咳が原因で肋骨骨折するなんて、想像もしなかったことですから。

みなさんも風邪をひいたら、早めに治療してくださいね。

咳は放っておくと大変なことになるかもしれませんよ。

なんて、私も最初はのんきに構えていたほうなので、偉そうなことは言えませんが。

病気になってみて、初めて健康の大切さがわかるんですよね。