ライティングの仕事単価は高いほうが良い?
Webライターとして仕事をする時、やはり単価は高いほうが良いと思うでしょう。
私もそうでした。
クラウドサービスを利用しても、どうしても単価の高い求人に目が行きます。
お金を稼ぎたいから、という理由もありますが、「単価の高い仕事のほうが、やりがいがあるのでは?」とか「単価=ライターのランク」と考えると、あまり安い仕事ばかりしていると、キャリアアップできないのでは?と思っていたのです。
そしたら、現在Webライターとして活躍されている方が、下記のような記事を書いていらっしゃいました。
"Webライターとしてある程度の金額を稼ぎたいのであれば、金額に関係なく、できるだけ多くの時間を執筆に費やす努力をする必要があります。
高単価の仕事だけを受け入れるのは良いことですが、経験が浅いと、高単価の仕事を待っていると、なかなか仕事がもらえないのです。
ほとんどの場合、報酬はあなたが費やした時間に見合うものではありませんが、これは、プロになっても、時にはコストパフォーマンスの悪い仕事も受けなくていけない、というのが現状です。
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フリーランスのWebライターは時給制ではないため、単価の低い仕事を引き受けたとしても、全体の仕事量で挽回することができる、ということ。
ただし、できるだけ多く稼ぐための秘策を考えなければなりません。
できるだけ多くライティングで稼ぐ秘策とは?
●高単価な仕事ばかりにこだわらない
●執筆にできるだけ多くの時間を費やす
Web ライティングを主な仕事にしている場合は、毎日できるだけ多くの時間を執筆に費やす必要があります。
副業だとそこまで時間をかけられないかもしれませんが、週末に集中的にやるなど、できる限り時間を確保するようにしましょう。
ある人が毎朝 2 時間だけ執筆に費やし、別の誰かが朝から晩まで 1 日中執筆する場合、当然、後者は毎月より多くの収入を得ます。
毎朝 2 時間しか書いていない人が、一日中書いている人よりも多くの収入を得ているとしたら、それは、高単価の仕事に見合うキャリアを認められた証拠なのです。
高単価の仕事は魅力的ですが、経験の浅いWeb ライターは、そんなことばかり言ってはいられません。
給料の高い仕事ばかりを目指せば、すぐに仕事は尽きてしまいます。
幸運にも高単価の仕事に就けたとしても、高単価であればあるほど、細かい指示が多く、難しい用語を理解する必要があったりするので、初心者のうちは、結局かなりの時間を費やすことになるでしょう。
私の経験では、給料が高いほど、仕事が面倒になります。
チェックも厳しくなり、修正作業も増えるため、コミュニケーションに無駄な時間が発生することが多く、コストパフォーマンスが悪いとも言えます。
高給の仕事はマニュアルが細かいと、慣れるのにも時間がかかります。
その場合、単位時間あたりの支払いが少なくても、簡単で改訂が少ない仕事をより多く行う方が良い、ということになります。
安い単価の仕事もいとわず引き受けることで、「あの人に頼めば受けてくれる」という信用にも繋がり、次に受ける時には、報酬をアップしてくれるかもしれません。
正直なところ、初心者の頃は単価を気にせず、空いているものに応募しただけでした。
プロになった今は時給を気にするようになりましたが、やり始めの頃はどれだけの仕事を気持ちよくこなせるか、どれだけの量をこなせるかを重視していました。
個人の考え方にもよりますが、最初は単価にこだわらない方が良いでしょう。
代わりに、できるだけ多くの仕事を引き受けることに集中してください。
始めたばかりのときは、できるだけ多くの低賃金の仕事を引き受けてください。
たくさんの仕事を引き受けると、書くことやポートフォリオを作ることに慣れてきます。
あなたのポートフォリオは、あなたが行った仕事の証となり、評価されるようになるのですから。"
ということ。
まとめと感想
やはり、現在プロのWebライターをされている方の意見は、説得力がありますね。
とは言え、安い単価の仕事を率先して受けるようにした方が良い、と言うことではないのです。
仕事内容は吟味して、「この内容なら興味を持って書くことができる。」もしくは「全く知らない分野だけど、調べて書くことが苦にならない。」などの選択はするべきです。
後は、「このクライアントは、なるべく安くライティング仕事をさせて、ライターをこき使う気持ちが見え見え?」という案件は、なるべく避けたほうが無難かもしれません。
まあ、最初のうちは「仕事をもらえるだけでラッキー」なところもあるので、選り好みしている場合では無いんですけどね。
「できれば吟味して」ということで。
単価が安い案件のほうが高い案件よりも、報酬が振り込まれないなどのトラブルは少ないので、最初は練習のつもりで、どんどん受けるという考え方も否定しません。
とにかく、何事もトライしてみる、という心構えが重要なんだと思いますよ。