主人公の萱島直哉を中心とした登場人物たちが一体どうなっていくのか?
赤楚衛二さんが演じる正義感の強い消防士と、美容師としては成功しているのに、その生い立ちのせいで誰も信じられなくなった山田裕貴さん演じる主人公が、理解しあえないまま仲違いを続けるのか?
はたまた、サバイバル生活の末に、お互いの立場を尊重できるようになるのか?
それから、上白石萌歌さん演じる、高校の体育教師の畑野紗枝との仲が今後どのように変化するのか?
見逃せない要素がいっぱいですね。
【ペンディングトレイン】第2話までのあらすじネタバレまとめ
ドラマ『ペンディングトレイン』は、都心へ向かう電車の一両が突然、荒廃した未来にワープしてしまうという物語です。
電波も通じず、水も食料もない極限状況に置かれた乗客たちは、生き残るために協力したり対立したりしながら、元の世界に戻ろうと奮闘します。
主人公は、カリスマ美容師の萱島直哉(山田裕貴)。
直哉は、どこか心を閉ざし、表面上の明るさと饒舌さで日々をやり過ごしています。
裏には、直哉がこれまでに経験してきた複雑な過去が関係しているのです。
主な登場人物たちについて
主人公以外の主なキャストについて
●白浜優斗(赤楚衛二):消防士。正義感が強く、冷静沈着なリーダー的存在。
自分の過失で下半身不随になった先輩と「人の命を救う」と約束したこともあって、「人の命を救う」ことへの情熱を感じられる。
●畑野紗枝(上白石萌歌):高校体育教師。明るく優しい性格で、優斗に想いを寄せている。
直哉には、最初は反発するが、徐々に理解しようと歩み寄る。
自分に自信が無いところもあるが、芯は強い女性。
●加藤祥大(井之脇海):有名大学院生。天才的な頭脳を持ち、植物から水を作り出す方法を考案する。
しかし、自分の知識を誇示することで他人との距離を置いてしまうところも。
●渡部玲奈(古川琴音):ネイリスト。自分勝手でわがままな性格で、他人の物を盗んだり嘘をついたりする。しかし、その裏には家族との確執がある?
ドラマは全10話で構成されており、各話で乗客たちの人間関係や心理状態が変化していきます。また、電車がワープした理由や未来の世界の秘密も徐々に明らかになっていきます。
【ペンディングトレイン】1話と2話を観たみんなの感想は?
ドラマの感想や評価は、様々な意見がありますが、一般的には面白いという声が多いようです。
特に、以下の点が高く評価されています。
●ストーリーの展開が予測不能でハラハラする:電車がワープした理由や未来の世界の秘密、乗客たちの運命など、気になる謎が多く、毎回次回予告に期待が高まる。
●人間ドラマがリアルで感情移入できる:乗客たちの人間関係や心理状態が変化していく様子が細かく描かれており、自分ならどうするかと考えさせられる。
特に、主人公の直哉や優斗の涙には感動するという意見も多く聞かれます。
●キャストの演技力が高い:山田裕貴さんや赤楚衛二さんをはじめとするキャスト陣の演技力が高く評価されています。
役柄に合った表情や声色、アクションなどで臨場感を出している点など。
一方で、「面白くない」という声も少なからずあるんですよね。
主な批判点は以下の通り。
●衣装やセットが安っぽい:未来の世界の描写があまりにも貧弱で、現代と変わらないように見える。また、衣装もダサいという意見も。
●原作が漫画「漂流教室」のパクリだ:同じくタイムスリップして荒廃した世界でサバイバルするという設定が、楳図かずおさんの漫画「漂流教室」と似ていると指摘する人も。
ただし、ドラマは原作なしの完全オリジナル作品なので、「脚本が」ということでしょうか。
●登場人物に感情移入できない:登場人物の性格や行動にムカつく。特に、自分勝手で嘘つきな玲奈や暴走しそうな田中に不快感を持つ人が多い。
今後の展開を考察 乗客はみんな帰れるの?
乗客たちは元の世界に戻れるのかは、ドラマではまだ明かされていません。
ただし、ペンディングトレインという言葉には「保留中の電車」という意味があり、保留中=終わったわけではないので、皆が帰れるのでは?という期待は持てますね。
ロケ地はどこ?撮影場所は?
ドラマの撮影は、主に東京都内のスタジオと静岡県の樹海で行われています。
樹海のシーンでは、山田裕貴さんや赤楚衛二さんなどのキャストが、崖を登ったり滑り落ちたりするなど、危険なアクションに挑戦していますが、このシーンは本当に大変だったということ。
また、電車の中のシーンでは、実際に動く電車を使って撮影しているそうです。
ドラマの世界観を表現するために、撮影は大変な労力がかかっているんですね。
ドラマで登場する電車は、つくばエクスプレスの車両を使っていますが、電車の走行シーンは、つくばエクスプレスの沿線で撮影されているとのこと。
主な撮影場所は、八潮駅や「流山おおたかの森駅」などです。
また、電車の中のシーンは、「バーチャルプロダクション」というLED技術を使った屋内セットで撮影されています。
最新のデジタル技術により、走行中の車窓風景や遭難後の昼夜の変化などが再現できるのです。
「バーチャルプロダクション」とはどんな技術?
バーチャルプロダクションとは、仮想空間の背景と実物の被写体(役者や道具など)を同時に撮影し、合成する撮影・制作手法の総称です。
この技術を使うと、高度なCG背景やVFXを撮影中にリアルタイムでビジュアライズし、最終的な画を撮影現場で確認できるのです。
バーチャルプロダクションにはいくつかの種類がありますが、ドラマ「ペンディングトレイン」では、LEDディスプレイを活用したバーチャルプロダクションが使われています。
この手法では、グリーンスクリーンの代わりにLEDディスプレイで構成されたスクリーンを使用し、リアルなライティング(照明)表現を実現します。
ディスプレイには、リアルタイムレンダリングエンジンで作られた3DCGの背景が映し出され、カメラの動きに合わせて視差効果が再現されるということ。
このようにして、現実世界とバーチャル世界の融合を最も現実寄りで実現することができます。
予告編の気になるところ
優斗が「俺たちはここに居るしか無い」とか言っていたけど、帰るのを諦めたの?
いや、優斗なら諦めないはずですよね。
あー、ここだけじゃなく、全部気になる!
早く第3話が観たい!